自転車は1本くらいスポークが折れても走行できてしまうので、意外とスポークが折れたことに気付かないことがよくあります。走行できるからといって、折れたスポークをそのままにすると、次々とスポークが折れて車輪が歪んでしまうので、放置するくとなく早急に修理が必要です。今回は、自転車のスポークが折れた原因について紹介します。
自転車のスポークが折れた原因
自転車のスポークが折れた主な原因は、「荷重」「衝撃」「経年劣化」の3つ事が考えられます。
自転車は、運転者の体重の大半を後輪で受けているので、前輪よりも後輪のスポークの方が折れやすい傾向があります。自転車に重い荷物を載せていたり、子供を乗せていたりすると、スポークに大きな負担がかかります。
荷重がかかった状態で、凸凹した道を走ったり、大きな段差を乗り越えたりすると、強い衝撃によって自転車のスポークが折れる原因になります。
Sponsored Links
また、サークル錠を解除せずにスタンドを外して車輪を下ろすと、サークル錠がスポークに当たって折れてしまうことがあります。これは、ママチャリなどのスタンドで後輪を浮かせるタイプの自転車で起こりやすいです。
自転車のスポークは、過度な荷重をかけずに普通に乗っていれば、頻繁に折れたり外れたりするものではありませんが、スポークは消耗品なので経年劣化で折れやすくなることがあります。
自転車のスポークの多くは鉄製もしくはステンレス製なので、自転車を雨ざらしにしてスポークが錆びてしまえば脆くなります。スポークが古くて、次々と折れるようでしたら、思い切ってホイールごと交換してみても良いかもしれません。
自転車のスポークが外れたらそのままにしない
自転車のスポークは、車輪の中心側(ハブ)はカバーで固定されていて、車輪の外側(リム)はネジで固定されているので、スポークが抜けて外れてしまうということはあまりありません。自転車のスポークが外れた時は、大抵はスポークが折れて外れてしまったというケースがほとんどです。
自転車は、スポークが1本外れたくらいでは走行できますが、そのまま乗り続けるのは危険なので、早急に新しいスポークと交換するようにしましょう。
Sponsored Links
自転車のスポークは、車輪にかかる重量を左右のバランスを取りながら支え合っています。1本のスポークが折れたら、左右のバランスが崩れてしまうので、車輪が歪んで次々とスポークが折れてしまうことがあります。
車輪の歪みが酷くなれば、リムとブレーキパッドが擦れるようになり、さらにはタイヤがフレームに当たって車輪が回らなくなります。
自転車のスポークが外れた時は、そのまま放置せずに折れたスポークが少ないうちに修理することが望ましいです。
スポーク
Sponsored Links
おすすめの記事
自転車のチェーンのサビ防止!汚れはサビの原因!チェーンの簡単洗浄方法を紹介!