ロードバイクでロングライドすると多くのエネルギーを消費するので、糖質とタンパク質(アミノ酸)を食品から摂取する必要があります。本記事では、ロードバイクの補給食になり得るコンビニで買える物を紹介します。
走りながらは「糖質」走った後は「タンパク質」
人間が運動するために最も重要な栄養素は糖質です。筋肉と脳のエネルギー源は糖質なので、糖質不足に陥ると、運動と思考が鈍くなります。
体内の糖質は、グリコーゲンという形で肝臓に約100g(400kcal)、筋肉に400g(1,600kcal)貯蔵されています。ロードバイクで100km走ったら場合の消費カロリーは、約2,500kcalなので、何も食べずに走り続けると、体内に貯蔵されたグリコーゲンを使い切ってしまいます。
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体内のグリコーゲンが枯渇した状態で運動を続けると、今度は筋肉に含まれるタンパク質をエネルギーとして使うので、筋肉量が減ってしまう恐れがあります。ですから、走りながら糖質の含まれる補給食を摂取することが重要になります。
人間の筋肉細胞は、運動直後にタンパク質合成が活発になります。ロードバイクを走り終えてから45分以内が筋合成のゴールデンタイムです。このタイミングでタンパク質を摂取するのが最も効果的ですが、ロードバイクに乗る直前や走りながらアミノ酸を摂取しても効果的です。
アミノ酸はタンパク質の最小単位なので、吸収スピードが速く、すぐにエネルギー源になります。ロードバイクに限らず、大抵のスポーツ補給食には、糖質とアミノ酸が含まれていることが多いです。
アミノバイタル
ロードバイクの補給食になり得るコンビニで買える物
和菓子で糖質補給
運動中の糖質補給は、コンビニでも売っている和菓子がおすすめです。クッキーなどの洋菓子でも糖質を補給することができますが、洋菓子には糖質の吸収を妨げる脂質が多く含まれているので、脂質の少ない和菓子の方が望ましいです。
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和菓子の中でも、スティック状になった羊羹が、ロードバイクで走りながら食べる補給食として最適です。運動する際の補給食として「スポーツようかん」というものがあるので、気になる方はチェックしてみてください。
スポーツようかん(あずき)
タンパク質補給にはグミが最適
ロードバイクで走った後のタンパク質補給は、プロテインを飲むことが一般的ですが、コンビニで買える物で手軽にタンパク質を摂取できる食品といえば、お菓子のグミが最適です。
グミに含まれるゼラチンは、コラーゲンという動物性タンパク質なので、ロードバイクで走った後のタンパク質補給に役立ちます。ちなみ羊羹に含まれる寒天は海藻を煮て作ったものなので、主成分は炭水化物(糖質+食物繊維)」です。
ハリボー ゴールドベア(タンパク質5.5g 炭水化物61.7g 脂質0.4g)
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