かっこいいと思って自転車に貼ったステッカーでも、時が経てば剥がしたくなるものです。しかし、いざステッカーを剥がそうとしても、接着面が固まってなかなか剥がれないことがあります。今回は、頑固に貼り付いた自転車のステッカーの剥がし方を解説します。記事の後半では、駐輪場シールを直接貼りたくない時に使える便利なアイテムを紹介していますので、合わせてご覧ください。
自転車のステッカーの剥がし方
自転車に貼られている不要なステッカーを剥がすためには、「ステッカー剥がしクリーナー」と「ヘラ」を準備しておく必要があります。そして、必要に応じて「ヒートガン(ドライヤーで代用できる)」があると便利です。
ステッカーの剥がし方は、まずは、自転車に貼り付いたステッカーに、スプレータイプのステッカー剥がしクリーナーを吹きかけて、しっかり浸透するまで数分ほど待ちます。
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次に、ヘラを使ってステッカーを剥がしていくのですが、ヘラを入れる方向を間違えると、ステッカーが切れて綺麗に剥がすことができません。
ステッカーを綺麗に剥がすコツは、ヘラをフレームの丸みに沿って一方向へ動かしながら剥がしていくと、ステッカーが切れずにまとまって剥がしやすくなります。フレームの丸みに逆らってヘラを使うと、ステッカーが切れてしまうので注意が必要です。
金属製のヘラを使うと車体を傷付けてしまうので、使用するヘラは、カーボン製やプラスチック製のものがおすすめです。
ビニール素材のステッカーの場合は、ステッカー剥がしクリーナーを吹き付けても、なかなか浸透しないことがあります。そんな時は、ヒートガンで温めるとステッカーの接着面が柔らかくなって、ヘラが入りやすくなります。
ヒートガンは高温で温めることができるのでステッカーが剥がれやすくなるのですが、ヒートガンがない場合はドライヤーで代用できます。
ステッカー剥がしクリーナー(強力タイプ)
カーボン製のヘラ
ヒートガン
駐輪場シールを直接貼りたくない時は?
マンションや集合住宅などの駐輪場や、通勤などで定期契約した有料駐輪場などでは、自転車に駐輪場シールを貼らなくてはならないことがあります。また、中学や高校へ自転車通学する場合は、各学校で指定された通学自転車反射ステッカーを貼らなくてはいけません。
しかし、使用する自転車がロードバイクやクロスバイクなどの場合は、ステッカーを貼ることでデザイン性を損なってしまったり、車体を傷めるので駐輪場シールを直接貼りたくないと感じる方も少なくありません。
そもそも、軽量化を図るスポーツバイクには、駐輪場シールや通学自転車反射ステッカーを貼るためのリアフェンダー(後輪の泥除け)が無いので、どこに貼れば良いのか困ってしまいます。
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そんな時は、レースで使用するゼッケンプレートで代用してみてはいかがでしょうか。ここで紹介している商品は、自転車のシートポスト(サドルを取付ける棒)に取り付けるタイプのゼッケンプレートです。駐輪場シールを直接貼りたくない場合は、このようなアイテムを使えば、駐輪していない時にゼッケンプレートを取り外すこともできます。そして、不要になったらステッカーの剥がし方も簡単です。
自転車に使用するゼッケンプレートは、もっと小さなタイプのものもあるので、ご自身のステッカーのサイズに合ったゼッケンプレートを探してみると良いでしょう。
ゼッケンプレート
剥がすこと前提とした下地シール
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