自転車のオートライトがつかない場合は、断線などの故障が原因になっていることが多いのですが、オートライトがつきっぱなしで消えない場合は、必ずしも故障が原因とは限りません。自転車のオートライトに不具合を感じた時は、故障を疑う前に確認しておきたいことがいくつかあります。
自転車のオートライトがつかない原因
自転車のオートライトがつかない原因は、様々なことが考えられますが、可能性の高い原因の1つとして、断線していることが挙げられます。
自転車のオートライトの仕組みは、車輪の軸の中での回転磁力を利用してコイル発電した電気をライトへ供給しています。ですから、車輪の中央部分とライトが電線で繋がっています。
この電線が、劣化や衝撃による損傷などで断線していると、電気がライトへ供給できないので、オートライトがつかない原因になります。まずは、電線が切れていないかを確認してください。
その他にも、発電機の故障や明るさセンサーの故障なども考えられますが、このような原因で自転車のオートライトがつかない場合は、販売店で点検・修理を行う必要があります。
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自転車の断線の修理方法
もちろん、断線した場合も販売店で修理してもらえますが、断線くらいだったらDIYで直すことができます。
電線の構造は内部の銅線がビニールで覆われているので、まずは、断線した部分のビニールを1㎝くらい取り除きます。そして、切れた銅線同士をねじり合わせて繋ぎ、その上から新しいビニールを巻いて保護すれば修理完了です。
ハーネス(電線)テープ
自転車のオートライトがつきっぱなしで消えない原因
自転車のオートライトには、辺りが暗くなったことをセンサーが感知して、自動的にスイッチがオンになる「オートモード」と、周辺の明るさに関係なくライトが点灯し続ける「常時点灯モード」の切り替えスイッチがあります。
この切り替えスイッチが「常時点灯モード」になっている状態では、ライトがつきっぱなしになります。
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また、自転車のオートライトには、明るさを感知するセンサーが搭載されていますが、このセンサーの受光部が汚れていると、辺りが暗いと誤って感知してしまうので、自転車のオートライトが消えない原因になります。
切り替えスイッチとセンサーの受光部がある位置は、オートライトの製品によって異なりますが、大抵はライトの裏側にあることが多いです。どこにあるか分からない場合は、取扱説明書で確認しましょう。
オートライトがつきっぱなしになるその他の原因としては、センサーの故障なども考えられますが、この場合は個人で修理することは困難なので、販売店で点検・修理を行う必要があります。
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