災害時にはカップラーメンが非常食になります。しかし、ガスや電気などのライフラインが機能しない状態で、お湯を沸かすことはとても困難です。
そんな時のために知っておきたい情報が、お湯ではなく水で作るカップラーメンです。しかも、災害時でなくても作ってみたくなるほど、意外と美味しいのです。
今回の記事では、カップラーメンを水で作る方法や野菜ジュースで作る方法について紹介します。
カップラーメンを水で作る方法
カップラーメンを水で作る方法はとても簡単です。お湯のかわりに常温の水をカップラーメンの中に入れ、麺がやわらかくなるまで通常よりも長い時間待ちだけです。
茹で時間が3分のカップ麺の場合は、水を注いでから約30分で出来上がります。
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蕎麦やうどんなどのカップ麺の中には、茹で時間が5分のものもあります。その場合は水を注いでから約35分ほどで食べ頃になります。
カップラーメンの麺は熱湯を注がないと硬くて食べられないと思われがちですが、そもそもカップ麺の麺は製造過程で、茹でたり、油で揚げたりするなど、加熱処理がされています。ですから乾燥した麺に水分を含ませるだけで食べることができるのです。
カップラーメンに水を注いでから約30~35分ほど待てば、麺の芯がなくやわらかく食べやすい食感になります。
よく考えてみると、山形県のご当地グルメでスープが冷たい「冷やしラーメン」という食べ物があります。冷たい麺を食べるという意味では、冷やし中華だってあるので、カップラーメンを水で作る「冷やしカップラーメン」というのも有り得るのかもしれません。
そして、常温の水でカップラーメンができるということは、他の飲料水でもカップラーメンができるということになります。
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カップラーメンを野菜ジュース(トマトベース)で作る
実はカップラーメンをトマトベースの野菜ジュースで作ると、とても美味しくなります。
作り方はお湯や水の代わりに、野菜ジュースを入れるだけです。茹で時間が3分のカップ麺は約30分ほど待てば完成です。茹で時間が5分のカップ麺は約35分ほど待てば完成です。
最近では、もともとトマトベースのカップラーメンもあるので、食べたことがある方はどんな味になるのか想像がつくと思います。
例えるならば、トマトベースの冷風パスタのように味わいになります。
災害時のように緊急事態が発生した場合は、手元にミネラルウォーターがない場合もあります。そんな時に他の飲料水で代用することができるという情報も知っておきたい。
野菜ジュースの他にも、炭酸水やお茶などでカップラーメンを作っても美味しくいただけます。
実は、炭酸水やお茶でカップラーメンを作っても、味にほとんど影響がない。常温の水で作った時とあまり変わらない味になります。
ただし、気を付けておきたいのが、トマトベースの野菜ジュース以外のジュースでカップラーメンを作ると美味しくありません。特にオレンジジュースなどの果実ベースのジュースでカップラーメンを作るとマズイです。
それでも、災害時は非常事態なので、いろいろと機転をきかせて様々な飲み物を活用する発想が大切です。特に災害時は野菜不足になりがちなので、カップラーメンを野菜ジュースで作ることは役に立つと思います。
ただし注意しておきたいのが、カップ麺の場合は常温の水や野菜ジュースで麺をやわらかくすることができますが、袋に入っているタイプのインスタント麺はやわらかくすることはできません。
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