地面が硬くてテントのペグが打てない場所や、砂地などでペグがすぐに抜けてしまう場所では、ペグの代わりになる物でテントを設営する必要があります。特に冬キャンプは地面が凍結していることがあるので、ペグを無理矢理打ち込んでしまうと、ペグが曲がってしまうことがあるので注意が必要です。本記事では、ペグが打てない場所でテントを固定する方法と、無理矢理打ったペグが抜けない時の対処法について紹介します。
ペグが打てない場所でテントを固定する方法
ペグが打てない場所でテントを固定する方法は、キャンプに慣れている方でしたら、周辺に生えている木や大きな石などにロープを繋いで固定できると思いますが、キャンプ初心者にとっては固め結び(コンストリクター・ヒッチ)などのロープワークは難しいものです。
アウトドアで使えるロープワークを覚えたいという方は、YouTubeに専門動画を紹介している方がたくさんいらっしゃるので、そちらを参考にしてもらうとして、この記事では、キャンプ初心者でもできるペグ無しの固定方法を紹介します。
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筆者が実際にやってみて最も簡単だった方法は、取っ手付きのビニール袋を4つ持参して、ビニール袋の中に砂利や土などを入れてから、ペグの代わりにテントのロープと繋いで重しにするというやり方です。ビニール袋なのでポケットに入れて持ち運ぶことができ、取っ手付きのビニール袋はロープと結ぶのも簡単です。
周辺に砂利や土がない場所でテントを設営する場合は、2Lのペットボトルを4つ持参して、現地で水を入れてからロープで繋ぐと、ペグが打てない場所でテントを固定できます。
ペグが抜けない時の対処法
硬い地面にペグを深く打ち込み過ぎると、テントを撤収する際になかなかペグが抜けないことがあります。そんな時は、地面に刺さったペグの頭にある穴や鍵状に曲がった部分に別のペグを差し込んで、地面に刺さったペグを回すとペグが抜けやすくなります。
また、冬キャンプは夜間に地面が凍結してペグが抜けないことがよくあるので、その場合はペグをハンマーで叩いて、凍結した部分を動かすことでペグが抜けやすくなります。
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冬キャンプでは、凍結した地面にペグを打つと取れなくなることが事前に分かっているので、この記事で紹介したような方法でテントを固定すると撤収作業が簡単になります。
ペグ30cm(6本セット)
ペグハンマー
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