ポップアップテントは簡単に設営でき、コンパクトに収納可能な便利なテントですが、その特殊な構造ゆえに、骨組みのワイヤーが折れたり、外れたりすることがよくあります。
今回は、ポップアップテントのワイヤーが折れた原因や、ワイヤーに使われている素材、または修理する場合の対応について解説していきます。
ポップアップテントのワイヤーが折れた原因
ポップアップテントに使われている骨組みのワイヤーの形状は、丸いものや平たいものがありますが、特に平たいワイヤーがねじれた状態でポップアップテントを無理に畳もうとすると、ワイヤーに負荷がかかって折れてしまうことがあります。
そもそも、ワイヤーがねじれた状態では、ポップアップテントが自立できませんし、畳もうとしても平らになりません。ポップアップテントがこのような状態になったら、ワイヤーが部分的にねじれていないかを確認し、ねじれた方向と逆にねじり返して直しておきましょう。
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また、ポップアップテントが強風に煽られることが原因で、テント上部のワイヤーのジョイント部分が外れたり、ワイヤーが折れたりすることがあります。
ポップアップテントの下部はペグで固定しているので、風に飛ばされることはないのですが、ワイヤーが柔らかいために、強風に煽られるとテントの上部がグニャグニャに揺れてしまいます。
ポップアップテントは複数のワイヤーが一体型になっているので、風で揺れた力を逃がすことができずに、ワイヤーのジョイント部分が外れてしまったり、ワイヤー自体に負担がかかって折れてしまうことがあるのです。
ポップアップテントのワイヤーの素材や修理について
ポップアップテントに使われているワイヤーの素材は、主にグラスファイバーとバネ鋼の2種類です。グラスファイバーはガラス繊維で、バネ鋼は弾力性がある合金です。どちらも引張強度と弾性率が高い素材ですが、ワイヤーの同じ場所に何度も負荷がかかると、いずれは折れることもあります。
ポップアップテントの骨組みのワイヤーが折れた場合は、まずは、購入した店舗に問い合わせて、修理が可能かどうかを確認してみましょう。アフターケアが充実している大手メーカーのポップアップテントであれば、修理できるかもしれません。
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ネット販売で購入した場合は、直接メーカーに問い合わせてみるか、ご自身が使用しているポップアップテントのメーカーを取り扱っている店舗を探して、修理が可能であるかを確認してみると良いでしょう。
ただし、ポップアップテントのワイヤーは一体型なので、ワイヤーのみの販売をやっていないメーカーも少なくありません。ですから、折れたワイヤーだけを新品と交換することができない場合もあります。
ポップアップテントのワイヤーの修理ができたとしても、事前に見積もり金額を確認して、修理するのと新品を購入するのでは、どちらが良いのかをじっくり検討してみると良いでしょう。
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