空気を入れて膨らますインフレータブルタイプのSUP（サップ）ボードは適正空気圧があるので、空気圧計(エアゲージ)を使用して正しい空気圧で膨らまします。しかし、SUPボードに空気を入れる際に、空気圧計の針が動かないということがあります。本記事では、SUPボードに使用する空気圧計の針が動かない原因について紹介します。
SUPの空気圧計(エアゲージ)の針が動かない原因
空気圧計の接合部分の空気漏れ
空気圧計の接合部分はネジ式になっており、通常のネジと同様に時計回りで締まり、反時計回りで緩むようになっています。
この接合部分が緩んでいると、空気圧計が正常に作動せずに針が動かないことがあります。この場合は空気圧計の故障ではないので、しっかり締め直せば針は正常に動くようになります。
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SUPボードが空気で膨らんでいない
空気圧計（ブルドン管方式）は、内部に組み込まれたブルドン管（丸い金属のパイプ）が空気圧で外側に広がり、その動きに連動して針が動く仕組みになっています。
つまり、SUPボードにある程度の空気が入って、空気圧の抵抗がないと空気圧計の針は動かないわけです。SUPボードを指で押して抵抗があるくらいまで膨らんできたら、空気圧計の針が動いてくるので、SUPの適正空気圧である10～13PSI程度（SUPの適正空気圧は製品によって異なります。）になるまで空気を入れてください。
空気圧計が故障していないのであれば、試しに、エアポンプと本体の接合部分を手で塞いで、空気を注入すれば空気圧計の針が動くはずです。
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空気圧計の故障
空気圧計の接合部分がしっかり締まっていて、SUPボードもある程度まで膨らんでいるのに、空気圧計の針が動かない場合は、空気圧計の故障の可能性が考えられます。
ブルドン管方式の空気圧計は衝撃に非常に弱く、落としたりすると正常に動かなくなることがよくあります。それを防ぐために、製品によっては空気圧計の周りをクッション性の高いゴムで保護しているものがあります。
ブルドン管方式の空気圧計に衝撃を与えて故障してしまうと、針が動いても間違った数値を示すことがあるので、取り扱いには十分注意するようにしましょう。
インフレータブルSUPに使える空気圧計
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