SUP(サップ)のフィンとは、ボードのテール側の裏面に付いているヒレのことです。フィンの数や付いている位置によって、直進性、操作性、安定性が違います。フィンは重要な役割を担っているので、フィンなしのSUPボードでパドルを漕いで操作することは困難です。
SUP(サップ)のフィンの数の違い
SUPボードのフィンは、「センターフィン」と「サイドフィン」の2種類があり、それぞれの役割が違います。SUPボードの中央に付いているセンターフィンは、安定性と直進性を高める役割があります。SUPボードの両側に付いているサイドフィンは操作性を高める役割があります。
SUPのフィンの数はボードによって違いますが、大抵は1~5本のフィンが使われています。センターフィン1本の「シングルフィン(1本)」は、無駄な水抵抗がないので直進性が非常に高く、スピードがでやすいという特徴があります。
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センターフィン1本とサイドフィン2本の「トライフィン(3本)」は、直進性、操作性、安定性のバランスが良く、SUPボードで採用されることが多いです。また、センターフィン1本とサイドフィン4本の「ファイブフィン(5本)」も採用されることがありますが、センターフィンなしの「ツインフィン(2本)」や「クワッドフィン(4本)」はSUPボードではあまり見られません。SUPはパドルを漕いで前進するスポーツなので、センターフィンがとても重要です。
SUP(サップ)はフィンなしだとどうなる?
結論から言うと、フィンなしのSUPボードでパドルを漕ぐと回ってしまうので、前に進みません。左右交互にパドルを漕げば、なんとか前進することができますが、フィンなしでは安定しないので、SUPボードの上に立っていることが難しくなります。
センターフィン1本あるだけでも、SUPボードの安定感はまるで違います。フィンは別名「垂直安定板」とも言われ、センターフィンは垂直の状態を保つ役割があります。
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さらにSUPボードの両端にサイドフィンが付くことで、サイドフィンを効かせた方向転換が容易にできるようになります。
垂直を保とうするセンターフィンの横幅はやや狭く、操作性を高めるサイドフィンの横幅はやや広いという違いがあり、フィンの数によってSUPボードのバランスが変わってきます。
SUPボードセンターフィン
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