サーフボードの浮力がありすぎると?適正浮力表はあくまで目安!

サーフボードは、体積を表す「リッター(L)」という数値を目安に、浮力の大小を判断しています。体積が大きければ、それだけ浮力も大きくなるからです。サーフボードにかかる浮力の違いは、操作性に大きな影響を及ぼします。それでは、サーフボードの浮力がありすぎるとどうなるのでしょうか?本記事では、サーフボードと浮力の関係性について解説していきます。

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サーフボードの浮力がありすぎると?

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浮力が小さいサーフボードは、人を乗せた時に支える力が弱いという特徴があります。ちょっとした体重移動ですぐにサーフボードが傾くので操作性が高くなりますが、その反面、サーフボードが揺れて安定しにくいので、パドリングやテイクオフが難しくなります。

一方、浮力の大きいサーフボードは、人を支える力が強いので、パドリングやテイクオフが安定します。ただし、サーフボードの浮力がありすぎると、操作性が低くなるのでターンが難しくなります。

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浮力が小さいサーフボードは、強い体幹と優れたバランス感覚が求められるので、上級者向けになります。浮力が大きいサーフボードは、操作性よりも安定性を重視したものになるので、初心者やゆったりとしたライディングを楽しみたい方におすすめです。

ただし、サーフボードの浮力は、単なる目安でしかありません。浮力も大切ですが、それよりもサーフボードの長さや形状などの特徴で選ぶことが重要です。次では、サーフボードと浮力の関係性について、もう少し詳しい内容を確認していきましょう。

サーフボードの適正浮力表はあくまで目安

サーフボードの浮力は「リッター(L)」で表していますが、この数値は体積の数値であって、浮力を表す数値ではありません。

サーフボードにかかる浮力は、サーフボードの形状やサーファーの体重、乗り方などによって異なります。たとえば、同じ35Lのサーフボードでも、長い形状のものは薄いボードになり、短い形状のものは厚いボードになります。

これらは、全く異なる性質を持ったサーフボードなので、自分に合うかどうかは、実際に乗ってみないと分からないものです。

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サーフィンスクールや販売店などでは、サーフボードの適正浮力表がありますが、これはあくまで目安です。そもそも各サーフィンスクールで、適正浮力表の内容が異なることがよくあります。

適正浮力表の内容が異なる理由は、各サーフィンスクールごとに、サーフィンを教える考え方が違うからです。サーフボードの浮力がありすぎると、体幹とバランス感覚を鍛えられずに、いつまで経っても上達しないと考える指導者もいれば、浮力の大きなサーフボードから始めて、上達と共に浮力の小さいサーフボードに替えていく方が良いと考える指導者もいます。

サーフボード選びは浮力よりも、ボードの形状や特徴を重視することが大切です。ショートボードを自在に操る上級者になりたいのか、もしくはミッドレングス(ファンボード)で安定したライディングを楽しみたいのか、ご自身が希望するスタイルに合ったサーフボードを、サーフィンスクールの指導者や販売店のスタッフなどに相談してみると良いでしょう。サーフボードは、体積が1L違うだけではあまり変わりませんが、長さが1feet違うと乗り心地は全く異なります。

サーフボード

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