サーフボードのデッキパッドは消耗品なので、使い古したデッキパッドは新しいものに貼り替える必要があります。本記事では、サーフボードのデッキパッドの剥がし方と、部分的に剥がれた時の貼り直し方について紹介します。
サーフボードのデッキパッドの剥がし方
デッキパッドは、サーフボードの表面に接着剤で貼り付いているだけなので、デッキパッドの端の方から少しずつめくって剥がしていきます。
暖かい時期は接着剤が柔らかくなっているので剥がしやすいのですが、寒い時期はなかなか剥がれないことがよくあります。そんな時は、ドライヤーで温めると剥がしやすくなりますが、サーフボードは高温に弱いので、このような剥がし方は注意が必要です。
EPS素材のハードボードでしたら70℃程度まで耐えられますが、ソフトボードは直射日光に長時間当てているだけでも剥離や変形の原因になるので、ドライヤーは使わないようにしましょう。
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どうしてもデッキパッドが剥がれない場合は、デッキパッドの接着面にワックスリムーバーを吹きかけると、接着剤が柔らかくなって剥がれやすくなります。
デッキパッドを全て剥がすことができたら、次はサーフボードの表面に残った接着剤を綺麗に落としていきます。まず初めに、接着剤の上にティッシュペーパーを置き、その上からワックスリムーバーを吹きかけて10分ほど放置します。
すると、接着剤が柔らかくなるので、スクレーパーで簡単に削り取ることができます。最後に綺麗に拭き取って、デッキパッドの剥がし方は完了です。
ワックスリムーバー
スクレーパー
デッキパッドが部分的に剥がれた時の貼り直し方
補修用ボンド
サーフボードのデッキパッドが部分的に剥がれた時は、剥がれたところだけを補修用ボンドで貼り直すことができます。使用する補修用ボンドは、ゴム成分が含まれた透明タイプのものがおすすめです。
ここで紹介している補修用ボンドは、SBR(スチレンブタジェンゴム)が40%含まれていて弾力性があるので、ウレタンフォームなどの柔らかい物の接着に適しています。透明タイプの補修用ボンドは、接着部分が目立たないので使いやすいです。
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剥がれたデッキパッドの貼り直し方は、剥がれた部分に補修用ボンドを塗って貼り直して、その上からマスキングテープで固定して24時間ほど放置します。デッキパッドが完全に貼り付いたら、マスキングテープを剥がしてデッキパッドの貼り直しは完了です。
サーフボードのデッキパッドは消耗品なので、使い古して滑り止めの役割が果たせなくなっている場合は、新しいものに貼り替えておきましょう。
デッキパッド
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