サーフボードを押すと凹む時は、フォームとクロスが剥離している可能性が考えられます。本記事では、サーフボードの剥離修理の費用の目安について紹介します。
サーフボードを押すと凹む原因
サーフボードは柔らかいフォームを樹脂で固めたクロスで包み込んだ構造になっています。このフォームとクロスが何らかの原因で剥離すると、サーフボードを押すと凹むようになります。サーフボードが剥離する主な原因は、「衝撃」「足の踏み込み」「高温」などが挙げられます。
サーフボードは衝撃に弱いので、アスファルトに倒しただけでも傷が付きます。小さな傷を修理しないで放置すると、そこから水が入り込み、フォームとクロスの間に水が侵入すると剥離する原因になります。
また、サーフボードの剥離は足の踏み込みによっても起こります。サーフボードのデッキ側は足を乗せるので、同じ場所を何度も踏み込んでいると、その場所だけ凹むことがあるのです。
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踏み込みによる剥離を防止するために、デッキパッドをサーフボードのテール付近に貼ることは多いのですが、ノーズ付近に貼ることが少ないので剥離してしまうことがよくあります。
さらには、サーフボードは高温にも弱いので、車内や屋外倉庫などに保管しておくと、高温でサーフボードが変形してフォームとクロスが剥離してしまうことがあります。
サーフボードの剥離が起こった部分は、水と砂が入り込んで変色します。早めに剥離修理しないと、どんどん広がってしまうので、剥離している部分が小さいうちにリペアしておくことをお勧めします。
サーフボードの剥離修理の費用の目安
サーフボードを押すと凹む時は、フォームとクロスが剥離している可能性があるので、早めに修理する必要があります。
小さな傷でしたら紫外線で硬化する補修剤を使って直すこともできますが、広範囲に剥離している場合は、大掛かりな修理になるので、販売店などに修理を依頼することをお勧めします。中途半端にDIYで修理すると、直してもすぐに再発することがあるので注意が必要です。
サーフボードの剥離修理は、作業工程が多いので時間がかかります。剥離修理は、まずは、剥離している部分だけのクロスを剥がして、内部の傷んだフォームを取り除くことから始めます。
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その後、十分に乾燥させてから、新しいフォームを入れて樹脂加工されたクロスでコーティングしていくわけですが、余分な部分を削る作業がとても大変です。そのため、剥離修理の費用は、やや高額になる傾向があります。
剥離修理の費用の目安は、10㎝以内の修理でしたら8,000円程度で済むこともありますが、剥離すると大抵は広範囲になるので、15,000～20,000円程度は覚悟しておいた方が良いでしょう。
使い込んだサーフボードは、新しく入れたフォームの色と異なるので、剥離修理した部分が目立つことがあります。仕上がりが気になる方は、新しいサーフボードに買い替えることを検討しても良いかもしれません。
補修剤
紫外線ライト
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