ボディボードのテールの形状は「クレセントテール」と「バットテール」の2種類があり、それぞれの特徴に違いがあります。
ボディボードの「クレセントテール」と「バットテール」の違い
クレセントテールの特徴
クレセントテールは、日本では昔からあるタイプのボディボードで、テールの真ん中が凹んでいて、両端のレールが出っ張っているのが特徴です。
テールが凹んだ形をしているので腹部にフィットしますが、テールの浮力が少なく走り出しが遅くなる傾向があります。
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波が大きい時は、出っ張ったレールを利用して操作しやすいのですが、波が小さい時はテールの浮力が少ないので、パワー不足になりがちです。
大きい波であればスピードは勝手に出るので、操作性が高いクレセントテールがおすすめです。そのため海外の大きな波ではクレセントテールが主流になっています。
バットテールの特徴
バットテールは、テールの真ん中が出っ張った形をしたボディボードです。テールに浮力があるので、テイクオフの走り出しが良くなります。テールの浮力によってスピードが出やすいので、日本の小さいな波でもパワー不足になることはありません。
また、バットテールのボディボードはスピンがしやすいという特徴があります。スピンをする時は、ボディボードに体を乗り込んで不安定な態勢を保たなくてはいけないので、バットテールの浮力が助けになります。
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テイクオフが遅れがちな初心者の方や、スピンを練習中の方などは、バットテールのボディボードがおすすめです。
操作性重視のクレセントテールは、大きい波の時におすすめで、パワー重視のバットテールは、小さな波の時に使いやすいという違いがあります。
ただし、日本の小さな波ではクレセントテールが使えないというわけではありませんし、バットテールじゃないとスピンができないというわけでもありません。それぞれのボディボードを試してみて、結局はご自身が扱いやすいものを選ぶと良いでしょう。波の状態によって、クレセントテールとバットテールを使い分けても良いと思います。
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