キャンプで焚き火やBBQをすると、煙の臭いが服と髪の毛についてしまいます。この臭いはよく洗い流せば取れますが、数日経っても臭いが取れない場合は、意外な原因が隠れていることがあります。
焚き火やBBQの臭いが服と髪についたら?
焚き火やBBQの煙の臭いが、服と髪の毛についてしまった時の消臭方法は、臭い成分を洗い流すことが最も効果的です。除菌消臭スプレーを臭いのついた服にかけても、臭いの原因が菌類ではないので、根本的な解決にはなりません。
服と髪の毛が臭い原因は、薪に含まれる有機物が服と髪の毛に付着しているからです。服についた臭いは、洗濯して洗い流します。
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その時に酵素系漂白剤を混ぜて洗うと臭いが取れやすくなります。塩素系漂白剤を使うと色落ちしてしまうので、必ず「酵素系」の漂白剤を使用するようにしましょう。
髪の毛についた臭いも、シャンプーでよく洗い流せば、嫌な臭いは取れます。
洗っても臭いがとれない意外な原因とは?
焚き火やBBQの後に、服と髪の毛をしっかり洗ったにもかかわらず、煙の臭いが何日もとれない場合は、もしかすると、鼻の奥の粘膜に、臭い成分がこびり付いているのかもしれません。
鼻の粘膜に付着した臭い成分は、通常は鼻水が分泌されることで洗い流されています。しかし、鼻の調子が悪い時は鼻の中の粘膜が乾燥して、焚き火やBBQの臭いがずっと残ることがあります。
私自身も、焚き火やBBQをやってから数日経っても煙の臭いがするという経験をしたことがあります。初めのうちは鼻の粘膜に臭い成分が残っていることに気付けずに、髪の毛についた臭いが取れていないのではないかと勘違いしていました。
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そんな時に、たまたま友人から貰ったタイ旅行のお土産の「ヤードム」を試したら、鼻の中がリフレッシュして嗅覚が正常になりました。
ヤードムとは、スティック状の嗅ぎ薬のことです。メントールなどの植物由来の臭いを嗅ぐことで、鼻がスースーしてスッキリします。ヤードムの主成分は、メントール、ユーカリ、ペパーミントなどのオイルなので、このようなアロマオイルを嗅いでも同じような効果が期待できると思います。
おそらく、鼻うがい薬を試してみても、鼻の中に残っている焚き火やBBQの煙の臭いがとれるかもしれません。鼻の中の臭いを取る方法は他にもいろいろあるので、必ずしもヤードムを試す必要はありませんが、ご存じない方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
日本版ヤードム
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