キャンプ場で焚き火をする時間帯と言えば、夕方から夜にかけてがベストタイムですが、朝から焚き火をするのも、なかなか良いものです。しかし、早朝の焚き火は、まだ睡眠中のキャンパーさんもいらっしゃるので、あまりに早過ぎると迷惑になってしまいます。今回は、キャンプで朝から焚き火する時のマナーや、午前中の慌ただしい時間帯に、焚き火を早く消す方法について紹介します。
キャンプで朝から焚き火する時のマナー
キャンプ場では、消灯時間(クワイエットタイム)が定められており、この時間帯は静かに過ごすことがルールになっています。朝の何時から焚き火をするのかは、ご利用のキャンプ場に定められたルールに従うようにしましょう。
消灯時間は各キャンプ場によって異なりますが、大抵は夜22時から朝7時までとなっていることが多いです。ですから、まだ太陽が昇っていない早朝から焚き火をすることは、他のキャンパーさんの迷惑になることがあるので、控えることが望ましいです。
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焚き火の音や灯りで眠りを妨げてしまったり、他のテントが近いと煙で迷惑をかけてしまうこともあるので注意が必要です。
キャンプの楽しみ方は人それぞれなので、朝は焚き火をしないで、朝食はバーナーなどで簡単に調理し、午前中は撤収作業を優先するという方も少なくありません。朝から焚き火をしないのは、後片付けが大変だからということが理由の1つになっています。次では、焚き火を早く消す方法について確認していきましょう。
焚き火を早く消す方法
キャンプを始めたばかりの方は、焚き火を早く消そうとして、焚き火台に水をかけてしまうことがありますが、これはNG行為です。このようなことをすると、焚き火台が急激に冷やされて変形してしまう恐れがあるのでやってはいけません。
焚き火を早く消す方法は、「火消し壺に使用した薪を入れて密封して消火する」また、「使用した薪をアルミホイルの上に置いてから水をかけて消火する」の2つの方法があります。
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火消し壺に使用した薪を入れて蓋をすると、30分から1時間程度で消火します。火消し壺は冷めてから持ち帰るようにしましょう。
車でキャンプ場に来ている方は火消し壺を持参することが可能ですが、火消し壺は大きいので、バイクや自転車で移動する場合は火消し壺を持ってくることが難しいです。
そのような場合は、アルミホイルを敷いた上に使用した薪を置き、そこに水をかけてから薪を軽くかき混ぜて水分を全体に馴染ませます。その状態で30分から1時間くらい放置すると消火できます。消火後は薪をアルミホイルに包んで持ち帰りましょう。
火消し壺
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