暖かい時期のキャンプではキンキンに冷えた飲み物が飲みたくなるものです。本記事では、屋外でも溶けにくい氷入れを紹介します。まずは、水筒の氷がくっつく理由から確認していきましょう。
水筒の氷がくっつく理由
水は0℃以下になると氷に変わります。水筒に水と氷を入れた場合、水が凍り付いていないということは、水筒の中の水の温度は1℃以上になっています。
水筒の中の氷は1℃以上の水に触れると、氷の表面が少しだけ溶けます。しかし、氷の内部は0℃以下なので、複数の氷が密着していると、溶けた表面が再び凍り付いてくっつくわけです。
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キャンプなどでクーラーボックスや氷入れに入れたブロックアイスが、くっつくのも同じ理由です。氷が空気によって暖められて、氷の表面が少しだけ溶けます。しかし、氷の内部は氷点下なので、氷と氷の接触部分が再び凍ってくっつきます。
氷同士がくっつくと言っても、表面だけが凍り付いただけなので、完全に一体化する前に氷入れを軽く振って衝撃を与えれば、くっついた氷が離れます。
キャンプで溶けにくい氷入れはコレがおすすめ
キャンプで氷を使用する際には、クーラーボックスに袋入りのブロックアイスを入れておくことが多いですが、クーラーボックスの蓋を頻繁に開閉していると、すぐに氷が溶けてしまいます。
キャンプで氷を溶けにくするためには、暖かい空気に触れない状態で氷を保管する必要があるので、真空断熱できるステンレス容器に氷を入れておくと良いでしょう。
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真空断熱の容器は、アメリカのブランドの「STANLEY(スタンレー)」が有名です。もともと、スタンレーは真空ボトル(水筒)のブランドとして知られていますが、氷入れとして使うのであれば真空ジャグ(タンク)をおすすめします。
スタンレーの真空ボトルは、多くのキャンパーさんたちに愛されている名品なのですが、もともと真空ボトルは液体入れるために開発された水筒なので、氷がくっつくと入口が狭くて氷を出しにくいです。
ここで紹介しているスタンレーの真空ジャグは、入口が広いので氷を出し入れしやすい作りになっています。真空ジャグは、容量が1.9Lと1.1Lの2種類がありますが、氷入れとして使うのであれば1.9Lの真空ジャグをおすすめします。
【STANLEY】真空ジャグ
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