ロードバイクに乗ることは好きでも、雨の日はロードバイクに乗らないという方は少なくありません。出発前から雨が降っていれば、今日はロードバイクに乗るのやめようかなと思うのですが、ロングライドの途中で、急に雨が降り出した場合はどうすれば良いでしょうか。本記事では、雨の日にロードバイクに乗らない理由と、急な雨に備える携帯レインウェアを紹介します。
ロードバイクは雨の日に乗らない?
ロードバイクで通勤通学している方や、レースに出場している競技者の方は、雨の日でもロードバイクに乗ることはあると思います。しかし、それ以外の場合は、積極的に雨の日にロードバイクに乗るという方は少ないのではないでしょうか。
雨の日はロードバイクに乗らない最大の理由は、洗車メンテナンスが大変だからです。大雨の中ロードバイクに乗ると、チェーンやスプロケット、ブレーキの周辺に、泥や砂が付着してしまいます。使用後にチェーンやスプロケットが汚れたまま放置すると、これらの駆動系パーツが錆び付いて性能低下の恐れがあります。
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ですから、雨の日にロードバイクに乗った後は、洗浄と注油のメンテナンスが必要です。メンテナンス作業ができるガレージがあると良いのですが、室内で行うと床が砂だらけになるので、雨の日はロードバイクに乗らないという方が多いのではないでしょうか。
また、ロードバイクのパーツの隙間に雨が入り込むと、パーツ同士の固着を引き起こす恐れがあります。特にシートポストが固着することが多いので、雨の後はシートポストを抜き取って、洗浄してからグリスを塗る必要があります。
ロングライドの急な雨には「携帯レインウェア」がおすすめ
最初から雨が降っていれば、今日はロードバイクに乗らないようにしようと思うのですが、ロングライドの途中で急に雨が降り出した場合は、雨が降っていてもロードバイクに乗らざるを得ません。
そんな時は、収納袋に入れて持ち運べるレインウェアを常備しておくと良いでしょう。ここで紹介しているモンベル(Mont-bell)のサイクル・レインジャケットは、収納袋に入れると6×6×13cmのコンパクトサイズになり、重量はわずか161gしかないので、サイクルジャージのポケットやツールケースなどに入れて持ち運べます。
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レインウェアの性能は、どれだけ雨を防げるかを表す「耐水圧」と、どれだけ濡れないかを表す「透湿性」の数値で判断できます。(※数値が高いほど性能が良い。)レインウェア選びの目安としては、耐水圧10,000mm以上あれば、大雨でも対応できます。透湿性10,000g/m²以上あれば、蒸れてベタベタしにくいです。
モンベルのサイクル・レインジャケットは、耐水圧20,000mm以上、透湿性15,000g/m²なので、大雨の中でも快適に使用できます。
雨の中のロングライドは、レインウェアの内部が蒸れると体温が低下するので、透湿性がとても重要です。ここで紹介しているレインウェアは、脇の下にベンチレーションが施されているので、内部にこもった熱を素早く排出することができます。
この商品には、取り外し可能なフードが付いています。フードは頭部にピッタリ合うようにサイズを調節できるので、ロードバイクの走行中に良好な視界を維持することが可能です。
【Mont-bell】サイクル・レインジャケット
【Mont-bell】レインウェア下
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