自転車の虫ゴムが中に残る!バルブコアが入らない時は?

自転車のタイヤに付いている空気口のバルブの中には、虫ゴムと呼ばれるゴム製パーツが入っています。この虫ゴムを交換する際に、バルブ内部に破れた虫ゴムの破片が残っていると、新しい虫ゴムを付けたバルブコアが入らないということがよくあります。今回は、自転車の虫ゴムが中に残る時の対処法や、虫ゴム不要のスーパーバルブについて紹介します。

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自転車の虫ゴムが中に残ると?

自転車,虫ゴム,中に残る,入らない,画像1

自転車のタイヤのバルブは、英式、仏式、米式の3種類があり、ママチャリなどのシティサイクルと呼ばれる自転車には、英式バルブが採用されています。

この英式バルブの内部には、バルブコア(プランジャー)という金属の管が入っていて、このバルブコアに付いているゴム製のチューブが虫ゴムです。バルブコアのことを通称「虫」と呼ぶことがあるので、虫に付いているゴムなので「虫ゴム」と言います。

虫ゴムには、空気の逆流を防ぐ弁の役割があり、虫ゴムが破れるとパンクしていないのにタイヤの空気が抜けるなどの不具合が発生します。

虫ゴムは経年劣化する消耗品なので、1年に1回は交換する必要があります。交換の際に劣化した虫ゴムをバルブから強引に引き抜こうとすると、破れた虫ゴムが中に残ることがあるので注意が必要です。

バルブの内部に虫ゴムの破片が詰まると、新しい虫ゴムを付けたバルブコアが入らないことがあるので、そのままではタイヤに空気を入れることができなくなります。

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自転車のバルブコアが入らない時の対処法

自転車,虫ゴム,中に残る,入らない,画像2

バルブコアが入らない時は、バルブ内部に詰まった虫ゴムの破片を取り除く必要があります。

針金の先をペンチで3㎜ほど折り曲げて、耳かきを使うような感じで、バルブ内部に詰まった虫ゴムの破片を取り除きます。この時に針金を奥の方まで差し込んでチューブを傷付けないように注意しましょう。

どうしても虫ゴムの破片がすくい取れない場合は、チューブの中まで押し込んでしまっても大丈夫です。バルブ内部の詰まりが解消されて、新しい虫ゴムを付けたバルブコアを装着できれば空気を入れることができます。

自転車のチューブの中に虫ゴムの破片が残ったままでも、それが原因でパンクなどの不具合が起こるということは考えにくいです。

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虫ゴム不要のスーパーバルブ

毎年虫ゴムを交換するのは面倒だという方には、虫ゴム不要のスーパーバルブをおすすめします。スーパーバルブの交換方法はとても簡単で、虫ゴムの付いたバルブコアを取り出して、その代わりにスーパーバルブを入れるだけです。

まずは、バルブの先端にあるキャップとバルブコアを固定しているナットを外して、バルブ内部にある虫ゴムの付いたバルブコアを取り出します。そして、空いたバルブの中にスーパーバルブを差し込んで、ナットで固定すれば交換完了です。

虫ゴム不要のスーパーバルブ

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