自転車のチェーンが空回りする原因は?チェーンが伸びると外れやすい!

自転車の走行中にチェーンが空回りして、ペダルがガクンと滑ってしまうことがあります。この症状が現れる主な原因は、チェーンが伸びていることが考えられます。チェーンが伸びると外れやすくなるので、早急に交換する必要があるのですが、チェーンだけの交換では解決しないことがあるので注意が必要です。

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自転車のチェーンが空回りする原因は?

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自転車のペダルを強く踏み込むと、チェーンが滑って空回りする時は、チェーンが伸びてることが原因の1つとして考えられます。

自転車のチェーンは、複数の金属プレートをピンで連結した構造になっており、このチェーンとスプロケット(歯車)が噛み合うことで、ペダルを踏み込んだ力を車輪に伝達しています。

長年自転車を乗っていると、チェーンが摩耗することで伸びるという現象が起こります。自転車のチェーンは、複数の金属プレートで構成されていますが、長年自転車に乗っていると、このプレートをピンで連結している部分が摩耗してしまうのです。

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プレートの連結部分が摩耗すると、連結するために刺さっているピンの穴が大きくなり、それによって緩んだ分だけチェーンが伸びてしまいます。これが原因で、チェーンとスプロケットが噛み合わなくなり、自転車の走行中にチェーンが空回りしてしまうのです。このことを自転車のメンテナンス用語で「歯飛び(はとび)」と言います。

チェーンは汚れていると劣化しやすいので、定期的に洗浄する必要があります。洗浄の方法については以前に書いた記事があるので、合わせてご覧ください。

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チェーンが伸びると外れやすいので早急に交換!

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自転車のチェーンが伸びると外れやすくなるので、定期的に交換する必要があります。ただし、チェーンが伸びているということは、それに合わせてスプロケットも摩耗していることが多いです。

チェーンだけを新品に交換しても、摩耗したスプロケットの歯車と噛み合わないので、チェーンの空回りがもっと酷くなる恐れがあります。ですから、その場合は、必要に応じてスプロケットも交換する必要があります。

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自転車のチェーンの寿命は走り方にもよりますが、大抵は走行距離3000km~5000km程度が交換頻度の目安です。スプロケットの交換頻度は1万km程度が目安なので、チェーン2回交換につき、スプロケット1回交換するくらいが目安になります。

自転車の走行中にチェーンが外れるととても危険です。チェーンが空回りする場合はそのまま放置せずに、早急にチェーンの交換と、必要に応じてスプロケットの交換も行うようにしましょう。

自分で交換できない場合は、販売店などに依頼すると良いでしょう。その時にチェーンの交換だけではなく、スプロケットの摩耗具合も見てもらうと、チェーンの空回りの予防になります。

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