イカ釣りでエギの色は関係ない?使い分ける必要あるの?

イカ釣りのエギングでは「エギ(餌木)」と呼ばれる疑似餌を使いますが、たくさんの種類があるので何色のエギを選んだら良いのか迷ってしまうことがよくあります。今回は、イカ釣りで使うエギの選び方や使い分けについて解説していきます。

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イカ釣りでエギの色は関係ない?

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以前の研究では、イカの網膜には視物質が1種類しか確認されていなかったため、今までイカは色盲であると考えられてきましたが、近年の研究で、ホタルイカの網膜には、青緑色・緑色・青色を色識別できる3種類の視物質が存在することが分かってきました。

ただし、今のところは限られた種類のイカだけの研究に留まっているので、他の種類のイカは、青緑色を色識別できる1種類の視物質だけしか持っていないとされています。

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ですから、エギングでターゲットになるアオリイカやコウイカなどは、青緑色一色のモノトーンの世界で対象を認識していると考えられます。

そのため、イカ釣りで何色のエギを使っても、釣果に関係ないと言えなくもないのですが、エギをイカに気付かせるためには、エギの色だけではなく、エギの明暗も重要になってきます。

イカ釣りでエギの色を使い分ける必要あるのか?

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アオリイカやコウイカなどは青緑色一色のモノトーンでしか対象を見ることができませんが、明るい色と暗い色の違いは分かります。つまり、青緑色一色に見えていても、明るい青緑色と、暗い青緑色を区別することができるわけです。

イカの視力は0.63もあるので、明暗のハッキリした色であれば、遠くのものまで認知できます。

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たとえば、黄色や黄緑色のエギはトーンが明るい色ので、水が濁っている時や曇っている日に有効です。それとは反対に紫色や赤色のエギは、トーンが暗い色なので、水が澄んでいる時や天気が良い日に使い分けるとエギがハッキリ見えるので、イカが認知しやすくなります。

そもそも、深い海中では青い単色光の世界になるので、黄色は青く見えて、赤色は黒く見えます。海の深い場所では、自ら発光するものでなければ、本来の色彩を見せることはできません。エギの明暗は重要ですが、色は関係ないのです。

ナイトゲームでは、暗闇でぼんやりと発光するグローカラーのエギがあるので使い分けてみると良いでしょう。

おすすめの発光タイプのエギ

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