ウナギ釣りで定番の餌と言えばミミズなのですが、スーパーやコンビニで売っているものの中には、ウナギ釣りの餌として使えるものがいくつかあります。今回は、ウナギの食性と、ウナギ釣りの餌について解説していきます。
ウナギは何を食べているの?
ウナギは、海で生まれて川や湖で成長し、再び海に戻って産卵する魚です。そのため、ウナギ釣りは、海に近い汽水域か、河川の中流域で行います。
海水と淡水が混ざり合う汽水域には、ウナギが好む餌が豊富にあるので、ウナギ釣りで狙い目のポイントではありますが、海から離れた中流域でもウナギを釣ることができます。
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ウナギは水中に生息する小動物を食べる動物食性の魚です。主な餌は、エビやカニなどの甲殻類、ユスリカなどの水生昆虫、小魚、カエル、タニシ、ミミズなどが挙げられます。
ウナギは夜行性なので、昼間は砂の中や岩場の隙間などに潜んでいますが、日没前後の時間帯(夕マズメ)になると、餌を求めて活発に動き回ります。この時がウナギが釣れやすい時間帯です。前日に雨が降って川の水が濁っている状態も、ウナギが活発になるので釣りやすいです。
スーパーやコンビニで買えるウナギ釣りの代用餌
ウナギ釣りで安定して釣れる餌はミミズなのですが、ミミズが苦手という方は、スーパーやコンビニで売っているもので代用できます。
たとえば、エビ、イカの切り身、レバー、アユの切り身などをスーパーで買ってきて、ウナギ釣りの餌として代用できます。ウナギは小魚を食べることがあるので、川魚のアユの切り身を餌にすると良いのですが、アジやサンマ、サバなどの切り身でもウナギが釣れることがあります。
イカの切り身がない場合は、イカの塩辛でもウナギが釣れることがあります。その他では、アサリやドジョウなどでもウナギを狙えます。
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コンビニで売っているものでは、魚肉ソーセージでウナギが釣れることもありますが、エビやイカなどと比べると食い付きは良くありません。川でタニシやザリガニを現地調達できる場合は、殻を取り除いて身の部分を餌にすると、ウナギを狙うことができます。
今回紹介したウナギの代用餌は、ウナギだけではなく、ナマズやコイなどの餌にもなり得るものなので、ウナギ以外の魚が釣れることもあります。また、淡水の中流域の餌を海水の混ざった汽水域で使うと餌持ちが悪くなるので、汽水域ではイカやエビなどを使うと良いでしょう。
ウナギ針
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