エギングとジギングは、どちらも疑似餌を使ったルアーフィッシングの一種ですが、狙う魚や釣り方に違いがあります。今回は、エギングとジギングの違いやロッドのしゃくり方について解説していきます。
エギングとジギングの違い
エギングは、エギ(餌木)と呼ばれるルアーを使って、イカを狙う釣り方です。
一方、ジギングは、メタルジグと呼ばれるルアーを使って、ブリやカンパチなどの青物や、マダイ、シーバス、ヒラメなどの肉食魚を狙う釣り方という違いがあります。
陸からジギングを行うことを「ショアジギング」と言い、船からジギングを行うことを「オフショアジギング」と言います。
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エギングで使用するエギは、イカの餌となるエビを模して作られた疑似餌で、ジギングで使用するメタルジグは、肉食魚の餌となる小魚を模して作られた疑似餌です。このように、ルアーの形も違います。
ただし、ジギングを行ってメタルジグにイカが抱き着いて釣れるということも稀にあります。
エギングとジギングは、どちらもルアーフィッシングの一種ですが、それぞれの釣り方に違いがあります。次では、エギングとジギングのしゃくり方の違いについて確認していきましょう。
エギングとジギングでしゃくり方の違いはあるの?
エギングとジギングは、どちらの釣り方も「シャクリ」もしくは「ジャーク」と呼ばれるアクションを行います。シャクリとは、ロッドを急に持ち上げてルアーが跳ね上げる動作を演出する釣り方です。
ジャーク(jerk)は、「急にぐいと引くこと」を意味する英語で、ロッドを急に動かして左右上方向へルアーがスライドする動作を演出する釣り方です。
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エギングとジギングのやり方は人によって異なりますが、それぞれの基本的な釣り方は少し違います。エギングの釣り方は、エギを投入し海底に沈めてから、ロッドを2~4回程度しゃくり上げて、エビを模したルアーが跳ねて逃げていく動きを演出します。
一方、ジギングは、ロッドを1回動かしてリールを1回転だけ巻くという「ワンピッチジャーク」が基本です。ワンピッチジャークを繰り返し行うことで、小魚を模したルアーが海中をスライドして逃げていく動きを演出しています。
エギングで使用するエギは、エビを模して作られた疑似餌で、ジギングで使用するメタルジグは、小魚を模して作られた疑似餌なので、エビの動きと小魚の動きでしゃくり方に少しだけ違いがあるというわけです。
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