コウイカ/アオリイカ/モンゴウイカの違い!別名ミズイカと呼ばれているのは?

堤防からエギングで狙うイカ釣りのメインターゲットは、沿岸部に生息するアオリイカになるのですが、その他にも様々な種類のイカが釣れることがあります。本記事では、「アオリイカ」「コウイカ」「モンゴウイカ」の違いについて紹介します。これらのイカのうち、別名「ミズイカ」と呼ばれるのはどれでしょうか。

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「アオリイカ」「コウイカ」「モンゴウイカ」の違い

「アオリイカ」と「コウイカ/モンゴウイカ」は分類が異なる

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アオリイカは、ツツイカ目ヤリイカ科に分類されるイカです。しかし、コウイカとモンゴウイカは、コウイカ目コウイカ科に分類されるので、分類学上では全く異なるイカになります。

コウイカとモンゴウイカは、コウイカ科の仲間なので見た目が似ていますが、アオリイカは体の形や透明度が違います。

コウイカとモンゴウイカは、胴体の背側に硬く石灰質な甲を持っているのが特徴です。そのため、胴が丸み帯びて背中が盛り上がっています。

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コウイカと比べると、アオリイカの甲は薄く透明な軟甲になっています。アオリイカは体色変化が得意で、釣り上げるとすぐに地面の色と似た体色に変わって擬態します。また、海の中で見分けがつかなくなるほど透明になることから、九州地方では「ミズイカ」と呼ばれています。

オスのアオリイカは、よく見ると背中に白く短い横線模様があるのですが、メスのアオリイカの場合は横線模様がはっきりと見えない個体もいます。アオリイカとコウイカの違いは、体色の透明度と甲の盛り上がりが見分け方のポイントになります。

「コウイカ」と「モンゴウイカ」は背中の模様が違う

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モンゴウイカは、漢字で「紋甲(もんごう)烏賊(いか)」と表記します。その名の通り、モンゴウイカの背中には、特徴的な丸い「紋」があります。

モンゴウイカの背中は、着物の紋様や家紋のような、独特な丸い模様がたくさん付いています。モンゴウイカは、地方名で「カミナリイカ」と呼ばれることもあります。

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コウイカ,アオリイカ,モンゴウイカ,違い,ミズイカ,画像3

コウイカの背中には、白い横線模様がたくさんあります。これはアオリイカの模様と似ていますが、アオリイカの胴体は半透明で、コウイカの胴体は不透明という違いがあります。アオリイカは、別名「ミズイカ」と呼ばれているので、体の透明度で判断できます。

コウイカは、別名「スミイカ」と呼ばれるほど体内の墨袋が発達しており、釣り上げるとたくさんのスミを吐くことがあります。

エギングロッド

エギ(エギングルアー)

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