サビキ釣りは、堤防釣りでも船釣りでもできるのですが、同じ場所で釣っているにもかかわらず、釣れる人と釣れない人がいるのはなぜなのでしょうか。友人と一緒に釣りをやって、自分だけ釣れない時は寂しいものです。今回は、サビキ釣りで釣れない原因について解説していきます。
サビキ釣りで自分だけ釣れない原因
サビキ釣りで釣れない原因は様々なことが考えられますが、初心者が陥りがちな失敗の1つとして、狙う魚の大きさと使用するハリの大きさが合っていないということが考えられます。
サビキ釣りは、コマセと呼ばれる餌を撒いて魚をおびき寄せ、餌に似せた複数の疑似バリで魚を釣り上げます。サビキ釣りでは、いろいろな魚を狙うことができますが、サビキで釣れる代表的な魚はアジです。
5㎝程度の豆アジには3号以下の小さなハリを使います。そして、10㎝程度の小アジには4~5号のハリを使い、15㎝以上の中アジには6号以上のハリを使うと良いでしょう。
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対象魚の口の大きさに対してハリが大き過ぎると、魚が食いつくことができないので釣れない原因になります。その反対に大きな魚が小さなハリに食いつくと、ハリが外れやすくなるので、間違ったサイズの仕掛けを使っていると、自分だけ釣れないということがあるのです。
サビキの仕掛けはセット売りになっていることがあるので、サビキ釣りを始めたばかりの方は、ハリの大きさをよく見ないで買ってしまうことがあるので注意が必要です。こういった違いが釣れる人と釣れない人がいる理由の1つになります。
アジは10㎝以下が釣れることがほとんどで、20cm以上のアジが釣れることはあまりないので、なかなか釣れない時は、欲張らずに小さ目のハリを使用してみると良いでしょう。
仕掛けが同じなのに釣れる人と釣れない人がいる理由
サビキ釣りの仕掛けが同じなのに釣れる人と釣れない人がいる主な理由は、タナ取りの違いが考えられます。
タナとは、魚が泳いでいる深さのことで、魚がいない層に仕掛けを落としても、当然ですが釣果は望めません。多くの魚は、朝は水面近くまで泳いできますが、昼になると深い位置を泳ぐようになります。サビキ釣りを行う時間帯によって、タナ取りを変えてみると良いでしょう。
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また、コマセと疑似バリが同調していないことも、初心者がやりがちな失敗の1つです。これができていないと、周りの人は釣れているのに自分だけ釣れない原因になります。
サビキ釣りは、狙ったタナの下限までコマセの入ったカゴを落として、竿をしゃくり上げてコマセの煙幕を作り、その中へ疑似バリを入れて同調させます。そして、魚がコマセと間違って疑似バリを食べることで釣り上げることができるのです。
しかし、水中では流れがあるので、コマセが海流で流されて、疑似バリの位置からズレていることがあります。これでは、魚はコマセだけ食べて疑似バリに食いつかないので、同じ仕掛けを使っていても、釣れる人と釣れない人がいるわけです。
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