「ぶっこみ釣り」と「ちょい投げ釣り」では、どちらも中距離のポイントに投げ入れることがありますが、釣り方の違いはあるのでしょうか?また、「投げ釣り禁止」の看板がある場所では、どのような釣り方をすれば良いのでしょうか?今回は、これらの疑問について解説していきます。
「ぶっこみ釣り」と「ちょい投げ釣り」の違いは?
ぶっこみ釣りとは、仕掛けを投げ入れたら、あまり動かさずに竿先の直下付近のポイントを狙う釣り方です。遠投には向かないので、近~中距離のポイントを狙います。
ぶっこみ釣りは、海底の岩礁や海草の間などに潜むクロダイ(チヌ)や、生息範囲が狭い根魚全般(アイナメ・キジハタ・カサゴ)などを釣るために適した釣り方です。
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一方、ちょい投げ釣りは、文字通り「ちょいと投げる」中距離の釣り方を意味する言葉で、ぶっこみ釣りほど釣り方に明確な定義はありません。
投げ釣りは遠くへ仕掛けを飛ばす釣り方のことを言いますが、それに対して、それほど遠くまでは投げない中距離の釣り方を、ちょい投げ釣りと呼ぶことが一般的です。
ぶっこみ釣りは、仕掛けを投入したら、あまり動かさずに竿先の直下付近の魚を狙う釣り方のことを指す言葉なので、中距離まで投げずに、近くに仕掛けを落としたとしてもぶっこみ釣りですが、ちょい投げ釣りは、中距離に投げ入れる釣り方全般を指す言葉なので意味が違います。
「投げ釣り禁止」の場所ではどうする?
釣り場によっては「投げ釣り禁止」と書かれた看板を見掛けることがありますが、この看板に書かれた「投げ釣り」とは、遠くに仕掛けを飛ばす漁法のことを言っているのではなく、大きく振りかぶって投げて釣ることそのものを禁止と言っています。ですから、ちょい投げ釣りは仕掛けを投げているのでやってはいけません。
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投げ釣り禁止になった具体的な理由は場所によって異なりますが、通行人や周囲の物に当たると危険だということが主な理由なので、投げ釣り禁止の場所では、振りかぶってサイドやオーバキャストで投げ入れることは禁止です。
ですから、このような場所では、小さなフォームのフロントキャスト(アンダースロー)で近距離のポイントを狙うぶっこみ釣りでしたらOKです。どうしても投げ釣り禁止の看板が気になる場合は、他の釣り場に移動すると良いでしょう。
ぶっこみ釣り仕掛け
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