ロードバイクで信号待ちをする際に、ビンディングペダルとビンディングシューズが外れなくなったという経験はありませんか?そんな時は、靴底にあるクリートに何らかの不具合が生じていることが考えられます。
ビンディングペダルとビンディングシューズが外れない原因
ロードバイクのビンディングシューズの靴底には、「クリート」と呼ばれる固定器具が組み込まれており、これによってビンディングペダルとビンディングシューズが走行中に離れないようになっています。
信号待ちなどで停車する場合は、瞬時にクリートを外して足を地面につかないといけませんが、ビンディングペダルとビンディングシューズがなかなか外れないと、停車することができなくなってしまいます。
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そんな場合は、ビンディングペダルとビンディングシューズの固定部分であるクリートに何らかの不具合が生じてるわけですが、その主な原因は、クリートをビンディングシューズの靴底に固定しているネジの緩みによるものです。
ロードバイクの走行中にビンディングペダルとビンディングシューズが簡単に外れてはいけないので、クリートは強い力で足を捻らなければ外れない仕様になっています。
何度も強く捻っていると、クリートを固定しているネジが緩みやすくなります。ネジが緩んでガタついたクリートでは、足を捻る力が伝わりにくくなり、その結果、ビンディングペダルとビンディングシューズが外れないという状態に陥ります。
クリートのネジの緩みには「ネジロック剤」がおすすめ
ネジロック剤とは、振動や衝撃でネジが緩まないようにするための固定剤です。ここで紹介しているメーカーの商品には、「低強度」「中強度」「高強度」の3種類があります。高強度のネジロック剤を使うと、本当にネジが取れなくなってしまうので、ロードバイクのパーツに使う場合は中強度のネジロック剤をおすすめします。
ネジロック剤の使い方はとても簡単で、クリートを固定しているネジに塗るだけです。塗布してから10分ほどで固まり出しますが、完全に硬化させるためには24時間くらいかかります。
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ロードバイクのパーツは取り外して交換することを前提に作られているので、どこでもネジロック剤を塗れば良いというわけではありません。どうしてもネジが緩むと危険な場所だけにネジロック剤を使用するようにしましょう。
ネジロック剤(中強度タイプ)
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