タナゴ釣りに使う主な餌は、グルテン餌や黄身練り、虫餌(タマムシ・赤虫)などがありますが、その中でも手軽でポピュラーなものがグルテン餌です。
今回は、タナゴ釣り用の餌の「タナゴグルテン」の作り方と、餌の付け方について紹介します。余ったタナゴグルテンを通常の野釣り用の仕掛けに使うと、タナゴ以外の魚が釣れることもあります。
タナゴグルテンの作り方
グルテン餌は、各メーカーから様々なものが販売されていますが、タナゴ釣りの餌として有名なのは、マルキューから販売されている「タナゴグルテン」です。
タナゴグルテンの作り方は、とても簡単で、粉末のタナゴグルテンと水を1:1の割合で混ぜ合わせるだけです。
タナゴグルテンは、容器に粉の状態で入っています。まずは、付属の計量スプーンを使って、同量のタナゴグルテンの粉末と水を混ぜ合わせます。
5分程度経つと、タナゴグルテンの粉末が水を吸って少し硬くなってくるので、指で軽く練ると丁度良い硬さのグルテン餌になります。
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タナゴグルテンの付け方
タナゴグルテンの付け方は、タナゴの小さな口に合わせて、ハリ先にタナゴグルテンを少しだけ付けるのが基本です。ハリ先にグルテン繊維をひっかけるように付けるのがポイントになります。
流れの速い場所や深い場所を狙う場合は、タナゴグルテンを丸めて付けると、餌が落ちにくくなります。
マルキューから販売されているタナゴグルテンには、通常のものと競技用のものがあります。これらの違いは、通常のものより競技用の方がハリから餌がバラけやすいということです。
適度にハリから餌がバラけることで、まるで撒き餌のように魚を集める効果があります。ガラけた餌とハリ先に残った餌が同調して、アタリがきやすくなります。
人によっては、少量のマヨネーズやオリーブオイルを塗って、グルテン餌が指に付かないようにすることもあります。グルテン餌が指に付くのが気になる場合は、グルテン餌をポンプ状の容器に入れて使う「タナゴポンプ」という釣り用品を使ってみると良いでしょう。
タナゴグルテン(通常)
タナゴグルテン(競技用)
タナゴポンプ
タナゴグルテンで釣れる魚はタナゴだけじゃない
タナゴ用の小さな仕掛けでは大物は狙えませんが、タナゴグルテンを使ってタナゴ以外の魚が釣れることがあります。
タナゴグルテンで釣れる魚は、コイ、フナ、ヘラブナ、オイカワなど、タナゴと同じコイ科の魚が釣れます。稀にタナゴグルテンでナマズが釣れることもあります。
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そもそもヘラブナの餌は、マッシュポテトやサツマイモなどのイモ類をベースとしたグルテン餌が使われます。コイはパンで釣ることができますが、パンには小麦粉のグルテンが含まれています。
タナゴグルテンには、匂いで魚を引き寄せるニンニク成分が含まれているので、意外な大物が食いついてくるかもしれません。余ったタナゴグルテンを通常の野釣り用の仕掛けに使って、大物を狙ってみてはいかがでしょうか。
マルキューから野釣り用のグルテン餌も販売されています。
野釣りグルテン ダントツ
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