キビナゴとは、ニシン目キビナゴ科に分類される全長10㎝ほどの小魚で、海釣りではいろいろな魚が釣れる万能餌として重宝されています。
キビナゴは、タチウオ釣りに用いられる餌として広く知られていますが、その他にもカサゴやメバルなどの根魚や、ハマチやブリ、タイなども狙える万能の釣り餌です。今回は、ハリにキビナゴを付ける方法や、キビナゴがすぐ外れる時の対処法について解説していきます。
キビナゴの付け方
キビナゴの付け方は、まず初めにキビナゴの目の部分にハリを通してから、次にキビナゴの背中の部分にハリを刺します。
キビナゴの目の部分は硬い頭蓋骨で覆われているので、この部分にハリを通すことで、餌が外れにくくなります。そして、キビナゴの背中の硬い皮にハリ先を通すことでさらに餌持ちが良くなります。
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キビナゴの切り身の付け方は、切り身の皮側からハリを刺してから、ハリ先を再び皮側から出すと餌が外れにくくなります。
それでも、キビナゴがすぐ外れる時は、事前にキビナゴを塩漬けにして身を引き締めておくと良いでしょう。次では、キビナゴの塩漬けの作り方について解説していきます。
キビナゴがすぐ外れる時は塩漬けで餌持ちアップ!
キビナゴを使った釣り方は、潮の流れで自然に漂わせて釣る方法や、ぶっこみ釣りで餌を沈めておけばカサゴやメバルなどの根魚も狙えます。
キビナゴは、ルアー釣りみたいに動かして釣ることもできるので、どうしてもすぐ外れることがよくあります。そんな時は、事前にキビナゴを塩漬けにしておくと餌持ちがアップします。キビナゴに塩を振りかけると、余分な水分が出て身が引き締まるので、ハリからキビナゴが外れにくくなります。
キビナゴの塩漬けの作り方は、まずはスーパーなどで購入したキビナゴをザルに入れ、その下にボウルを敷きます。キビナゴに満遍なく塩を振りかけてから、魚の臭いが充満しないように2重のラップを被せて冷蔵庫で1~2時間程度寝かせます。
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1~2時間くらい経つと、キビナゴの水分がザルの下のボウルにこぼれ落ちます。それから、キビナゴの水分をさらに抜くために、バットにキッチンペーパーを敷いて、その上にキビナゴを重ならないように並べてから塩を振りかけます。この時に味の素も振りかけておくと、釣りをした時に餌の食いつきが良くなります。
そして、魚の臭いが充満しないように2重のラップを被せて冷蔵庫で一晩寝かせると、餌持ちの良いキビナゴの塩漬けが完成です。
太刀魚仕掛けのキビナゴキャップ
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