ロードバイクの傷は気にしない?飛び石はともかくチェーン落ちの傷対策はしておこう!

ロードバイクのフレームをよく見ると、小さな傷がたくさん付いていることがよくあります。飛び石などでできた小さな傷は気にしないかもしれませんが、転倒してできた大きな傷はどうしても気になるものです。本記事では、ロードバイクに付いた小さな傷をコンパウンドで磨く方法や、チェーン落ちの傷対策に使える保護テープなどを紹介します。

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ロードバイクの傷は気にしない?

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そもそも、ロードバイクは速さを競うスポーツバイクです。飛び石で小さな傷が付くのは当たり前なので気にしない、フレームに大きな傷が付いても、かっこいい勲章だと思う、そんな方も少なからずいらっしゃると思います。

確かに少しくらい傷があった方が愛着が湧くこともありますが、新車を乗り出して早々に目立つ傷がついてしまうと、気持ちが落ち込むものです。ロードバイクは決して安い買い物ではないですからね。

ただし、飛び石による小さな傷や、表面のトップコートだけにできたガリガリ傷くらいでしたら、コンパウンドで磨き上げれることで目立たなくすることができます。

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ロードバイクのフレームの塗装は3層構造になっており、アルミやカーボンの素材の上にプライマーと呼ばれる色を定着させる層があり、その上に色の層があり、さらにその上に透明なトップコートの層が施されています。

ですから、色の層さえ残っていれば、目立たない程度には、DIYで補修することが可能です。

ロードバイクの傷の補修方法

まずは、傷がついた場所を水洗いしてからウエス(マイクロファイバークロス)で水分を拭き取ります。補修する場所に小石や土が付着している状態で磨くと、傷が増えてしまうので注意しましょう。

それから、コンパウンドを綺麗なウエスに付けて、傷のある部分を磨いていくのですが、コンパウンドは研磨粒子が容器の底に沈殿していることがあるので、使用前によく振ってから使うようにしましょう。

使用するコンパウンドは研磨粒子の大きさの異なる3種類を準備します。ロードバイク専用のものはなかなか無いので、自動車に使うコンパウンドで代用できます。

磨き方は、初めは研磨粒子が荒いものから磨き出して、次に粒子の大きさが中くらいのもの、最後に細かい粒子のコンパウンドを使って仕上げていきます。

研磨する際の注意点は、粒子の大きさが異なるコンパウンドを使用する時は、使用するウエスも違うものを使うということです。そして、最も重要なことは磨き過ぎないことです。コンパウンドで磨くということは、フレームの表面のトップコートを削っているので、磨けば磨くほどトップコートの層が薄くなってしまいます。ですから、コンパウンドは軽い力で優しく磨くのがポイントになります。

コンパウンド

保護テープでチェーン落ちの傷対策をする

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ロードバイクにできた深い傷は、コンパウンドでは消えないので、傷の上からステッカーを貼って、後は気にしないようにすると良いです。ただし、ロードバイクのフレームの場所によっては、必ず傷が付くところがあるので、そこは保護テープを貼っておくと良いでしょう。

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特にチェーンステーは、チェーンの汚れや傷が付きやすい部分なので、保護シールや専用のプロテクターを貼っておくと良いです。走行中のチェーン落ちでフレームに傷が付くことがあるので、事前に対策をしておきましょう。

また、LEDライトなどのパーツをフレームに付ける際には、フレームに保護テープを貼った上からパーツを装着するとフレームの傷対策になります。その他には、アウターワイヤーとフレームが接触する部分なども、傷付きやすい場所なので、保護テープを貼っておくと良いでしょう。

保護テープ

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