オフロード走行を得意とするマウンテンバイクには、サスペンションが付いていることが多いですが、舗装された道路を走る街乗りでは、サスペンションは必要なのでしょうか?また、自転車にサスペンションを付けるデメリットはあるのでしょうか?今回は、これらの疑問について解説していきます。
自転車の街乗りでサスペンションは必要?
結論から言うと、基本的には、自転車の街乗りでサスペンションは不要ですが、舗装された道路とはいえ段差はあるはずなので、軽くて質の良いサスペンションが付いていれば便利ではあります。
特に、フロントサスペンションが付いた自転車に乗ると、腕への衝撃が軽減されるので、段差の多い街中を走行しても腕が疲れません。
サスペンション無しの自転車で、段差を乗り越える時は、サドルから衝撃を受けないように腰を浮かさないといけませんが、サスペンションがあると、サドルに腰かけたままでも、楽に段差を乗り越えることができます。
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マウンテンバイクの中には、サスペンションを固定したリジットタイプのものがあることから、状況によってはサスペンションは不要だと考える人が一定数いることが分かります。
自転車の街乗りでは、サスペンションは不要だと考える人が多い傾向がありますが、サスペンションが必要かどうかは、個人の好みによって左右されるところが大きいです。
自転車のサスペンションのデメリット
自転車にサスペンションが付いていれば、当然ですが、サスペンションの分だけ車体が重くなります。
ですから、重くて質の悪いサスペンションを付けている場合は、これがデメリットになりますが、重さが500g程度のサスペンションでしたら、あまり気になりません。走り出しが少しだけ重たく感じるかもしれませんが、スピードがでると気にならなくなります。
自転車のサスペンションは、衝撃を吸収するメリットがある反面、ペダリング時の漕ぐ力を逃がしてしまうデメリットがあります。そのため、サスペンション無しの自転車と比べて、サスペンション有りの自転車はスピードが出にくいということがあります。
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そして、最大デメリットは、サスペンション有りの自転車はメンテナンスが大変ということです。サスペンションの初期動作を保つためには、必ずメンテナンスをしなくてはいけません。メンテナンス費用は結構高いので、交換の方が安い場合もあります。
通勤・通学がメインの街乗りで、サスペンションの性能を保つために、高い費用をかける必要があるのかという点が、サスペンションは不要だと考える人が多い理由の1つです。
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