見えイカとは、文字通り釣り人から海中を泳いでいるイカが見えている状態のことです。イカの動きが目視で確認できるので、イカの性格や動きに合わせて釣り方を変えることができます。中にはやる気のないイカもいて、エギに全く興味を示さず、目の前にイカが見えているのに、なかなか釣ることができないことがあります。そんな時には、どのような釣り方をすれば良いのでしょうか。
見えイカの釣り方のポイント
見えイカも基本的には、見えていない時のエギングと同様にエギをしゃくり上げてイカを誘うのですが、イカが見えているのでイカの動きに合わせることができます。イカの性格は個体差があり、エギに興味津々なイカもいれば、今はお腹が空いていないのか全くエギを追わない個体もいます。
見えイカの釣り方は、見えイカの群れが見付けたら、沖の方からエギをイカの群れに近づけて、エギに興味を示したイカを群れから離すように、しゃくり上げながら誘い込みます。
イカは目が良い（コウイカの視力は0.36）ので、エギに近づくと、すぐに偽物だと分かって乗るのを止めてしまいます。ですから、イカがエギに近づく寸前で、あえてイカが乗れないようにエギを遠ざけます。
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これを繰り返していると、イカがエギに対しての興味が高まり、取れそうで取れないというフラストレーションが溜まって、ある時一気にイカがエギに乗ってきます。イカの動きに合わせたこのような釣り方は、見えイカだからこそできることです。
イカの個体によって、興味を示すエギの動きが異なるので、見えイカは目視できる分、イカの動きをよく観察することが大切です。
エギングはやる気のないイカはどうする？
結論から言うと、エギに全く興味を示さないようなやる気のないイカは、エギングで釣り上げることは非常に難しいです。そのような見えイカに時間をかけるくらいでしたら、ランアンドガンで、移動して他の釣り場を探っていった方が効率が良いです。
ただし、エギにちょっとでも興味ある見えイカは、釣れる可能性があります。見えイカは目視でイカの動きを探ることができるので、まずは、どのくらいのレンジでエギをしゃくり上げると、イカが興味を示すのかを確認します。
イカによって、その個体が好む遊泳層が違うので、エギングもイカの性格や動きに合わせると釣果に繋がりやすいです。このように、イカの動きを細かく確認していくのことが、見えイカの釣り方のポイントになります。
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イカが少しでもエギに興味を示すようでしたら、そのレンジでの誘いを繰り返して、イカがエギに近づいてきたら、初めのうちは、あえてギリギリでエギにイカが乗れないように遠ざけます。イカのエギへの興味が高まったところで、エギの動きをゆっくりにしてイカが乗りやすくしたところで釣り上げます。
エギングはやる気のないイカは放っておいて、他のイカを探すランガンスタイルが基本です。そんな時には、エギをすぐに交換できるエギホルダーがあると便利です。
エギホルダー
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