スキーやスノーボードは10代から20代に始めることが多く、中には大学生になって初めてウィンタースポーツを始めるという方もいらっしゃいます。そんな時は、スキーとスノーボードのどっちがおすすめなのでしょうか?本記事では、スキーとスノーボードの年代別平均人口を参考に、スキーブームとスノーボードブームの歴史を振り返りながら現状を把握していきます。
大学生はスキーとスノボのどっちがおすすめ?
結論から言うと、現在はスキーブームでもスノーボードブームでもないので、大学生の仲間と相談してそれぞれが好きな方をやれば良いです。一般的には、初めてやるならスノーボードよりもスキーの方が簡単だと言われていますが、実際には、スキーとスノーボードのどちらが習得しやすいかは人によります。スノーボード人口は20代に多いですが、スキーをやっている若者がいないかというとそうでもありません。
1980年代後半から1990年代初頭までのバブル期に起こった空前のスキーブームの時は、当然のように大学生はスキーをやっていました。当時は、スキーヤーとスノーボーダーの接触事故を懸念して、スノーボードが滑走禁止のスキー場が多かったです。
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その後、1990年代後半から2000年代に入ると徐々にスキー人口が減少し、それに対して大学生などの若者を中心にスノーボード人口が増えてきました。この頃には、ほとんどのスキー場がスノーボードの滑走を許可しています。
現在は、スキーとスノーボードのどちらをやっても良い「選択できる時代」になっています。スキーとスノーボードのどっちを始めたら良いか迷っている方は、以下の「スキーとスノーボードの年代別平均人口」を参考にしてみてください。
スキーとスノーボードの年代別平均人口
スキーの年代別平均人口(平成30年~令和4年)
10代:43.9万人
20代:33.8万人
30代:27.2万人
40代:53.2万人 ←最多数
50代:49.3万人
60代:43.4万人
70代:51.5万人
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スノーボードの年代別平均人口 (平成30年~令和4年)
10代:17.9万人
20代:50.6万人 ←最多数
30代:37.4万人
40代:31.8万人
50代:10.3万人
60代:5.3万人
70代:0.6万人
以上の内容は、消費者庁の調べによる1年間に1回以上スキーやスノーボードに行った人口です。平成30年から令和4年までの各年の参加人口を、5年分足し合わせた平均値です。(参考資料:消費者庁公表資料2ページ目)
スキーの年代別平均人口は中高年が多く、40代が53.2万人で最多数になっています。しかし、10代で43.9万人、20代で33.8万人もいるので、大学生がスキーをやったからといって、スキー場で悪目立ちするというわけではないようです。
一方、スノーボードの年代別平均人口は20代が50.6万人で最も多く、年齢を重ねるごとに減少傾向が見られます。40代では31.8万人ですが、50代になると一気に減って10.3万人になっています。このことから、空前のスキーブームが起きたバブル期と、その後に対抗してきたスノーボードブームの境界が40代と50代であることが分かります。
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