スノーボード用にヘルメットの着用を検討中の方は、ヘルメットの下のインナーは必要なのだろうかと疑問に思う方がいらっしゃると思います。そもそもヘルメットの下にインナーを着用する理由は何なのでしょうか。今回は、インナーキャップやバラクラバ(目出し帽)の必要性について紹介します。
スノボでヘルメットの下のインナーは必要なのか?
スノーボードをする時に、ヘルメットの下にインナーを着用する主な理由は防寒と内側を汚さないためです。ヘルメットの内側には、サイズ調整パッドがあるので、インナー無しでもピッタリとヘルメットを被ることができるのですが、滑走中は冷たい風が当たるので防寒具が必要です。
特に、頭部や首回りが寒いので、ヘルメットの下にインナーキャップやバラクラバなどを着用すると良いでしょう。また、直接ヘルメットを被るよりも、インナーを着用する方がヘルメットの内側に汗が付きにくくなります。
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ただし、厚手のニット帽をヘルメットの下に着用すると、ゴワゴワしてヘルメットが頭部にしっかりと固定できないので、ヘルメットの下に着用するインナーは、生地が薄くフィット感があって、保温性の高いものを選ぶようにしましょう。
防寒対策として最適なのはバラクラバなのですが、目の部分以外が全部包まれていると圧迫感があるという方は、インナーキャップとネックウォーマーを組み合わせて使うと良いです。天気が良くて、それほど寒くない場合は、インナーキャップだけで十分なのですが、バラクラバは日焼け対策にもなるので、とても便利です。
SMITHバラクラバ
インナーキャップ
ネックウォーマー
海外ではヘルメット着用が当たり前
ウィンタースポーツの本場のカナダやヨーロッパでは、スノーボードをする際に8割以上の方がヘルメットを着用します。
以前の日本では、ヘルメットを被っていることがダサいと感じたり、ヘルメットを着用する人は上級者に見られたりすることが多かったですが、2025年シーズンからヘルメットの着用が義務化されています。ヘルメットを被っていないとスキー場のリフトに乗れません。そもそもヘルメットを使用する目的は頭部を守るためなので、ヘルメットは子供や初級者にこそ必要です。
ヘルメットを被ることは、頭部を守ること以上のメリットがあります。たとえば、滑走中に勢いよく転倒すると、ゴーグルが外れて飛んでいってしまうことがありますが、ヘルメットの下にゴーグルを付けると、転んでもゴーグルが外れません。
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ヘルメットはニット帽だけよりも防寒効果が高く、ニット帽に雪が付くと濡れてしまいますが、ヘルメットだったら安心です。デザイン性の高いヘルメットもたくさんあるので、むしろヘルメットを被る方がオシャレでかっこいいです。
ヘルメットにはS・M・Lなどいくつかのサイズがあるので、ご自身の頭部に合ったものを選ぶと良いでしょう。アジア人の頭の形にあった「アジアフィット」のヘルメットがおすすめです。ヘルメットは重いものを使用すると、滑走中にバランスが取りにくいので、軽いヘルメットの方が使いやすいです。
SMITH軽量ヘルメット(アジアフィット)
sandboxヘルメット(アジアフィット)
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