見た目が格好良いと思ってマウンテンバイク(MTB)を乗り始めたけど、思いのほか街乗りで疲れると感じたことはありませんか？サスペンションと太いタイヤを装着したマウンテンバイクは、走行抵抗があるため舗装道路でなかなか進まないと感じることがあります。また、マウンテンバイク風に作られた低性能の「ルック車」というものがあることも知っておきたい。
マウンテンバイク(MTB)は街乗りで疲れる？
自転車を舗装道路で走行する場合、車体が軽くタイヤが細い方が走行抵抗が少ないので疲れにくくなります。しかし、マウンテンバイクは、丈夫で重い車体に太いタイヤに加えて、サスペンションによる抵抗があるので、通常の自転車と比べて疲れると感じることが多いです。
一口にマウンテンバイクと言っても、マウンテンバイクの競技は様々なものがあります。たとえば、ダウンヒルで使用するマウンテンバイクは、衝撃に耐えられる強固なフレームと太いタイヤ、ストロークの長いサスペンションなどが装備されているので、舗装道路では走行抵抗が大きく、ペダルを漕いでもスピードが出にくいので疲れます。
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ただし、クロスカントリー用のマウンテンバイクは、比較的軽量に作られているので、街乗り用にカスタマイズすることが可能です。サスペンションのストローク量（サスペンションが動く長さ）は、ダウンヒルでは130mm以上のストローク量が必要ですが、街乗りでしたら60mm程度で十分です。
マウンテンバイクは、舗装道路ではなかなか進まないので疲れると感じるか、サスペンションがあるので段差を楽に乗り越えられるので楽しいと感じかは、乗る人がどう感じるかによって異なります。
進まないマウンテンバイク(MTB)は「ルック車」かも？
見た目はマウンテンバイク風に作られた、「マウンテンバイク類形車」と呼ばれる自転車があることをご存じでしょうか？この自転車は、別名「マウンテンバイクルック」や「マウンテンルック車」と呼ばれることもあります。
このように見た目だけで本来の性能を持ち合わせていない自転車のことを「ルック車」と言います。ルック車は見た目だけ似せたものなので、サスペンションが装着されていても、マウンテンバイクのように悪路を走行することができません。そればかりか、多くの部品が安価な鉄製部品で作られているので、車体が重く街乗りでもなかなか進まないことがあります。
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ルック車は、あくまで見た目を楽しむための安価な自転車です。見た目はマウンテンバイクに似せて格好良く作られているのですが、軽量パーツで構成されたママチャリ（シティサイクル）よりもスピードが出ません。
マウンテンバイクだと思って購入したけど、なかなか進まないし疲れると感じる場合は、もしかするとマウンテンバイクに似せて作られたルック車なのかもしれません。
街乗りにおすすめのマウンテンバイク
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