夜釣りで魚はルアーが見えない?暗くて困るのは魚よりも人間の方

夜釣りで使うルアーは、どんな色のものを選べば良いのか迷うことがあると思います。そもそも真っ暗な海の中で、魚はどのように見えているのでしょうか。実は、見えないで困るのは、魚よりも人間の方なのです。

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夜釣りで魚はルアーが見えない?

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シーバス(スズキ)やタチウオなど夜行性の魚は、真っ暗な夜の海の中でも、小魚がいる場所を感知して捕食します。それでは、夜行性の魚はどのように物を見ているのでしょうか。

沖縄科学技術大学院大学で行われた、夜行性の魚の脳と視覚の研究によると、夜行性の魚の眼は、昼行性の魚の眼よりも大きく、視覚情報を処理する脳の領域(視蓋)が小さいことが分かっています。

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夜行性の魚は、視覚情報を処理する脳の領域が小さいことについて、この研究では次のようなことが述べられています。

夜行性の魚の脳が、夜間にあまり役に立たない能力を放棄してしまった可能性を示唆しています。光が少ない環境下では色は識別できないので、これら夜行性の魚は、色を感知する能力をあまり持たず、視野の深さも限定的なのですが、その代わり、動きを検知する事が得意なのです。引用元:沖縄科学技術大学院大学

つまり、夜行性の魚をターゲットに夜釣りを行う際には、ルアーの色ではなく、動きでアピールする方が効果的であると言えるのです。

たとえば、シーバスは表層に小魚を追い込んで捕食する習性があるので、夜釣りで表層ばかりを狙いがちですが、大事なことは、中層から表層に小魚が追い込まれるという動きです。この動きをルアーで演出することがポイントになります。

シーバスルアー

暗くて困るのは魚よりも人間の方

夜行性の魚は、ルアーの色よりも動きを感知しているので、暗い夜の海の中でも問題ないのですが、人間は暗いと何も見えないので、夜釣りをする際には、暗闇で釣りができるための工夫をしなくてはいけません。

まずは、手元が見えないと始まらないので、夜釣りにはライトが必要です。頭部に装着するヘッドライトを使用すると、両手が自由に使えるので便利です。

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そして、夜のルアー釣りで必ず必要になるのは、穂先ライト(餌釣りの場合は電気ウキ)です。これらがないと、暗闇では竿の穂先の動きが見えないので、アタリを確認することができません。穂先ライトと一緒に鈴も付けておくと、音でアタリがとりやすくなります。

穂先ライトは、ケミホタルなど様々なものが販売されていますが、使用する際には、ご自身の竿の穂先の太さに合ったものを選ぶようにしましょう。

ヘッドライト

穂先ライト

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