スノーボードは、オフシーズンにメンテナンスを怠ると、板の変形やエッジの錆び付きを起こして劣化する恐れがあります。本記事では、オフシーズンに最低限やっておきたいスノーボードのメンテナンス方法や、保管中の置き方について紹介します。
スノーボードの保管は縦置き?横置き?立てかけて大丈夫?
結論から言うと、スノーボードを保管する際の置き方は、縦置きでも横置きでも大丈夫です。ショップでは、横置きにするとスペースをとるので、スノーボードを立てかけて販売していることが多いです。
シーズンオフにスノーボードを立てかけて保管したとしても、板自体の重みで変形するとは考えにくいです。むしろ、縦置きよりも横置きの状態でスノーボードの上に何か重い物を載せていると、変形する原因になるので注意が必要です。
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スノーボードは、板のセンター部分がトップシート側へ反った形をしていて、この構造をキャンバーと言います。平らな床にスノーボードの滑走面を合わせて横置きすると、センター部分が少し浮いた状態になるのが正常な形です。
保管中にスノーボードを横置きにしていたからといって、板自体の重みでキャンバーラインが無くなって平らになってしまうということは考えにくいですが、スノーボードを立てかけて縦置きにした方が無難だと言えます。
スノーボードを、高温多湿な場所や直射日光が当たる場所に置いておくと、板の歪みやエッジの錆び付きの原因になるので、このような場所を避けて保管するようにしましょう。
最低限やっておきたいスノーボードのメンテナンス
スノーボードの保管方法は、こだわるといろいろなことがあるのですが、オフシーズンに最低限やっておきたいメンテナンスは、「バインディングを外す」「汚れを落とす」「ワックスを塗る」の3つです。
バインディングを外す
オフシーズンの間もバインディングを付けたままにしておくと、バインディングのビスで板が引っ張られた状態になるので、スノーボードが変形する原因になります。
バインディングを取り外す前に、バインディングの角度とスタンスの幅を忘れないようにメモしておきましょう。バインディングの取り外しはプラスドライバーがあれば簡単にできますが、再び装着する時に角度と幅が分からないとセッティングに苦労します。
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汚れを落とす
板にリムーバーを薄く塗って汚れを浮かしてから、キッチンペーパーで拭き取ります。この時リムーバーを塗り過ぎて、板に直接リムーバーが付着すると傷める原因になるので注意しましょう。
ワックスを塗る
リムーバーで板の汚れと古いワックスを取り除いたら、最後にワックスを塗って滑走面を保護します。エッジにもワックスを塗ることで錆びの予防になります。
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