パウダースノーより湿った雪の方が滑りやすい?雪質の違いについて解説!

新雪のパウダースノーは滑っていて気持ちが良いものですが、人によってパウダースノーより湿った雪の方が滑りやすいということもあります。今回は、雪質の違いと滑りやすさについて解説していきます。

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パウダースノーより湿った雪の方が滑りやすい?

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スキー場の雪質は大きく分けると、パウダースノーのようにサラサラした「乾雪」と、水分を多く含んだ「湿雪」の2種類があります。

パウダースノーより湿った雪の方が滑りやすいかどうかは、スノーボードやスキーをやる人の技術力や滑る環境によって違います。

たとえば、パウダースノーは板が沈みやすく、カービングが難しいうえにスピードが出やすいので、初心者にとっては滑りにくいですが、上級者であればスピードが出ても問題ないので、パウダースノーを舞い上げて気持ち良く滑ることができます。

大抵のスキー場では、圧雪車で平らに圧雪(ピステ)されているので、そこまで板が沈み込むことはありませんが、非圧雪(ノンピステ)のパウダースノーの上を初心者が滑ることは困難です。

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パウダースノーは転倒しても痛くないので、そういった意味では初心者が練習するのに良いと言えますが、パウダースノーより湿った雪の方が、加圧すると固まりやすく足場を作りやすいので、初心者でもカービングしやすくなります。

また、パウダースノーより湿った雪の方がエッジを立てて止まりやすいという違いもあります。ただし、湿った雪でも状態によっては、滑りにくいものもあります。たとえば、雪の表面から溶け出している「シャバ雪」や、溶けた雪が再び凍った「アイスバーン」などは、初心者に関わらず滑りにくいものです。

ファットスキーはパウダースノーに有効だけど…

ファットスキーとは、通常のスキー板よりもセンターの幅が広く設計されたスキー板のことです。幅が広くなることで、非圧雪のパウダースノーでも沈みにくく、春の「ザラメ雪(雪の表面に氷の粒ができた状態)」でも滑りやすいという特徴があります。

その反面、ファットスキーは、コブ斜面やアイスバーンでは滑りにくいという欠点があるので、滑走する環境によってファットスキーを使用するかどうかを判断する必要があります。

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ファットスキーには、センター幅が非常に広い「スーパーファット」や、それほど広くない「セミファット」があったり、スキー板の幅が広くなることで重くならないように、素材にカーボンを使って軽量化を図っているものもあります。

ファットスキー

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