女性の皆さんは、洋服にどれくらいお金をかけていますか?
総務省の家計調査によると、1つの家庭が女性の服にかけるお金は、年間4万6千876円、ひと月あたりにすると、3千906円です。
服選びは慎重に買わなくてはと思ってはいるものの、試着した時は良かったのに、いざ服を着て外出すると、思っていたより丈が短かくて恥ずかしかったり・・・。
いろいろ買ってはみたものの、結局は似たような服ばかり買ってしまうなんてことがありがちです。
ネット通販での服選びのポイント
アパレル業界の売上のおよそ1割がネット通販で、年々増加しています。
ネット通販は、服を買う前に試着できないので、サイズの見方を注意する必要があります。
ネット通販でサイズ間違いを防ぐ方法
通販サイトでは、ほぼ全ての商品を実寸で測っています。
これは服自体のサイズです。
通販サイトによっては、ウエスト部分のサイズの他にも、股下サイズや裾幅サイズ、太もも部分のサイズなど、細かく測って情報提供しています。
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一方、お店で試着する時によく目にする、服についたタグに表記されたウエストなどのサイズは、実は服自体のサイズではなく、この服を着る人のサイズなのです。
ネット通販・・・服自体のサイズ
お店・・・服を着る人のサイズ
ネット通販のサイズ表記とお店の服のサイズ表記を混同してしまうと、サイズ間違いの原因になるので注意が必要です。
自分に合った服の実寸を知っておく
サイズ間違いを防ぐためには、ネット通販で買う前に、まずは自分の体に合った服自体のサイズを知ることが大切です。
自分の持っている服の中で最も自分の体に合っているものを選び、その服自体のサイズを自分で測ってみると良いでしょう。
そのサイズを参考にネット通販で服選びをすると、サイズのズレが少なくなります。
特に自分の体に合った服自体のウエストサイズと股上のサイズは、自分で測ってみて知っておくと良いと思います。
ちなみに、長袖のトップスの場合は、服自体の襟の中心から袖口までの「裄丈」を測っておくのがおすすめです。
袖だけのサイズだと、ブランドによって肩のサイズが違うのでサイズを間違える原因になります。
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淡い色の服は色間違いが起こりやすい
ネットの画面では気に入った色の服だったのに、購入後に実物を見ると思っていた色と違うというケースがあります。
通販サイトでは、もともとの服の色と限りなく使い色合いの写真を載せていても、見る側の環境の違いで服の色が若干異なる場合があります。
たとえば、ネットの画面を明るい場所で見ている時と、暗い場所で見ている時では、見ている側への印象が違います。
この問題はどうすることもできないのですが、特に注意しておきたいのが、色の見え方が変わりやすい淡い色の中間色です。
たとえば、淡いブルーやピンクのパステルカラー、ベージュなどの服を選ぶ時には、購入後にイメージが違うケースもあるので、ある程度の覚悟が必要と言えます。
お店での服選びのポイント
楽しいショッピングでは、どうしてもテンションが上がってしまい、肝心のサイズよりも見た目重視になりがちです。
サイズ間違いを起こさないためにも、試着する時のポイントを知っておきましょう。
購入後にスカート丈が短く感じる原因
スカートを試着した時は丈が膝下だったのに、買ってから外出時に着てみると、なぜか膝上になっている・・・そんなことありませんか?
この問題は、多くの場合が試着のやり方に原因があります。
実は、スカートは靴が変わると丈が短く感じたり、長く感じたりするものなのです。
たとえば、スカートを試着する時に、スカートではないコーディネート用のフラットな靴を履いていると、その時は膝下の丈でも、スカートに合ったヒールを履くと丈が膝上になってしまったと感じることがあります。
かかとの高いヒールを履くと、つま先立ちに近い状態になるので、スカートの丈が短くなったように感じてしまうのです。
ですから、スカートを買う時の注意点は、そのスカートと実際に合わせる靴を履いた状態で丈を合わせる必要があるのです。
試着は腰で履かない
試着する時は、必ずウエストの一番細い部分に合わせて試着することが重要です。
今のデザインは、腰のやや上のほうのウエストの一番細い位置で合わせるとキレイに見えるものが多い。
部屋着の感覚でルーズに腰で履いてしまうと、丈が合わなくなったり、家に帰って改めて着てみると印象が変わってしまったりすることがあります。
試着室では、キレイな照明とショッピングが楽しくてテンションが上がってしまい、それっぽく見えることもありますが、改めて自宅で着てみると服のデザインと体型が合っていないということもあるので注意が必要です。
同じ9号でもサイズが違う
9号サイズの服の中でも、ブランドによっては寸法が違う場合があります。
女性の服で同じ9号でも、ブランドによってウエストの差がW60~W67まで違うのです。
当然、W67の人が、W60の9号を買ったとしたら、購入後にいざ着てみても入らないということが起こります。
ですから、同じ9号でもブランドによってサイズが違うということは、絶対に知っておかなくてはならないポイントです。
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