ゴキブリの卵は孵化期間に何匹生まれる?卵を持ったメスを狙う駆除方法を紹介!

ゴキブリの卵は、27℃以上の環境で孵化できるので、孵化期間はとても長く5~10月に産卵すると言われています。

それでは1匹のゴキブリのメスから何匹生まれるのか?なんと半年間で約500匹生まれると言われています。

そのため、ゴキブリの駆除方法のポイントは、卵を持つメスを狙うことが重要なのです。まずはゴキブリの性質や種類について理解しておきましょう。

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ゴキブリは臆病な性格

ゴキブリが怖い、苦手だと感じてる人は多いと思いますが、ゴキブリの性質や生態を知ることで、対策や駆除方法などが分かってきます。

そもそもゴキブリは、いつも狭く暗い場所に隠れている臆病な生き物です。実はゴキブリは、お腹や背中など体の一部が何かに触れていないと落ち着かない生き物なのです。

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このように臆病な性格のため、家の中だと家具や電化製品などを置くとできる、狭い隙間にゴキブリが潜みやすい。

ゴキブリが嫌いな人は、遭遇するたびに自分に向かって襲ってくるのではないか?と不安になるかもしれませんが、本来のゴキブリの性格はとても臆病なものなのです。

むしろ体の小さなゴキブリの方が、体の大きな人間に対して恐れを抱いていると考える方が自然です。

ゴキブリは前方向しか進めない

ゴキブリと遭遇した時に、自分に向かってゴキブリが迫ってきたと恐怖を感じることがあるかもしれませんが、これは人間の方が勘違いしていることが多い。

実は、ゴキブリは前方にして進めず、後方に後ずさりはできない。ゴキブリと遭遇した時に、たまたまゴキブリが人間の方に向いていたために、急に前進しただけなのです。ゴキブリを発見したら、ゴキブリの前方にいることは避けたほうが良い。

ゴキブリの卵-孵化期間-何匹生まれる--駆除方法-画像

ゴキブリは夜行性

夜中に起きて、喉が渇いたのでキッチンに行くと、突然ゴキブリに遭遇するという経験をしたことはありませんか?

実は、ゴキブリは夜行性で、夜の間にエサを探しているからなのです。

そして、ゴキブリは雑食で、人間が食べている食事はもちろんですが、その他にも紙や石鹸カス、人間の垢なども食べます。

なぜゴキブリは嫌われるのか?

ゴキブリの見た目が嫌いという人もいると思いますが、その他にもゴキブリを嫌う原因がいくつかあります。

もともとゴキブリは、家の外を歩いている生き物なので、室外に生息している間に食中毒菌などの雑菌を体につけて、家の中へ運んでしまう可能性があります。

また、ゴキブリの死骸やフンがアレルギーの原因になることもあります。さらには、ゴキブリは狭くて暖かい場所を好むので、電気回路に入り込んでショートさせてしまう危険性もあります。

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ゴキブリの種類

日本には58種類ほどのゴキブリが生息していると言われています。ただし、家の中に入ってくるのは、その中の2、3種類程度で、残りの種類は森などに生息しています。

ここでは、家の中に入ってくる3種類のゴキブリについて簡単に説明していきます。

クロゴキブリ

クロゴキブリは、全身真っ黒なゴキブリで、日本では家の中に入ってくるゴキブリの中で最も多い種類です。

日本の広範囲で生息しているので、誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。

ワモンゴキブリ

ワモンゴキブリは、全身が赤茶けた色をしているゴキブリで、温暖な気候を好むため、日本では沖縄県に最も多く生息しています。

ただし、温暖化の影響で、この茶色のゴキブリは、大阪などでも見かけることが多くなっています。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリは、約1cmほどの小さなゴキブリです。

このゴキブリは20℃以上の環境で繁殖するので、飲食店の調理場などで多く見られる種類です。

ゴキブリが好む温度・湿度

ゴキブリが好む環境は、温度が25℃、湿度が40~60%ほどです。

つまり、ゴキブリが好む環境と人間が好む環境はとても近い。

ゴキブリの駆除方法

ゴキブリは逃げ足が速く、殺虫スプレーをかけても当たらない・・・また、一度ゴキブリを駆除しても、再び現れることもあります。

そのような場合の対策として、ここでは効果的なゴキブリ駆除の方法を解説していきます。

ゴキブリの頭を狙え!

カリフォルニア大学の研究によると、ゴキブリの最高速度は1秒間で1.5m進むと言われています。殺虫スプレーで攻撃しようとしても、すぐ逃げられてしまう。

ゴキブリの後方の部分には尾毛と呼ばれる感覚器がついています。この尾毛には細かい毛が無数に集まっていて、この毛で空気の動きを察知しています。そのためゴキブリを殺虫スプレーで後方から狙うと逃げられてしまいます。

ゴキブリの卵-孵化期間-何匹生まれる--駆除方法-尾毛-画像

ゴキブリを攻撃する時は、ゴキブリの頭を狙うと良いでしょう。それでもゴキブリの前に立つのは怖いと感じる人は、ゴキブリの後方から近づき、ゴキブリが進む方向をめがけて殺虫スプレーをかけるのが効果的な駆除方法です。

ゴキブリに直接かけるのではなく、頭の向きから動きを読み、その先の進行方向にスプレーするのがコツです。

家具などの隙間に逃げ込んでしまった場合は、「待ち伏せタイプのスプレー」を使ってみると良いでしょう。隙間にスプレーしておけば、薬の効果が2週間ほど続くので、再び出てきたゴキブリを撃退できます。

卵を持ったメスを狙え!

ゴキブリを駆除して何度も繰り返し現れることが多い。そんな時は、ゴキブリの卵を持ったメスを駆除する方法が効果的です。

ゴキブリの後方部分に長いカプセルのようなものをつけているのが卵を持ったメスです。このカプセルは卵鞘(らんしょう)と呼ばれ、1つの卵鞘の中に約24個ほどの卵が入っています。

気になるのはゴキブリのメスから何匹生まれるかということですが、実は半年間に約20回産卵します。つまり、1匹のメスから半年間の孵化期間で約500匹生まれるのです。

ゴキブリの卵は27℃以上の環境で孵化ができるので、ゴキブリの孵化期間はとても長く、日本では5~10月に産卵を続けると考えられています。

ゴキブリの卵-孵化期間-何匹生まれる--駆除方法-増殖-画像2

孵化期間に入って卵を持ったメスはあまり動き回らないので、直接的に駆除することは困難です。そこで毒エサによる駆除方法が有効になります。

活発に活動するゴキブリのオスが毒エサを食べて巣に戻ります。そのオスのフンなどを食べて卵を持ったメスのゴキブリも駆除できるというのが毒エサによる駆除方法です。

毒エサを食べたゴキブリが巣に帰ってから12時間後には巣にいる全てのゴキブリが全滅するので、再びゴキブリが現れる可能性はかなり低い。毒エサの効果は卵の部分にも効くので、まさに一網打尽です。

毒エサを選ぶポイント

ゴキブリ駆除のための毒エサは、メスの持つ卵にも有効なものを選ぶのがポイントです。

毒エサの効き目の示す記載に、「効果1年」とか「大型にも効く」などの内容の中に「メスの持つ卵にも効く」という内容の記載があるかを確認してから購入しましょう。

ゴキブリの好む場所すべてに毒エサを仕掛ける

毒エサを仕掛ける時は、ゴキブリの好む場所すべてに置くことが重要です。

ゴキブリ駆除用の毒エサを購入してきたら、1パック12個くらいの毒エサが入っているのですけど、その全てを一気に使うことがポイントです。

「1個くらいで効くだろう…」「一気に使うのはもったいない…」ではなく、全ての毒エサをゴキブリが好む複数の場所に一気に仕掛けるようにしましょう。ゴキブリが好む場所は次のとおりです。

●リビング
ペットのエサ入れ(ペットの食べ残し)
観葉植物(植木鉢の裏の暗くて狭い空間)
段ボールの隙間(外から運ばれてきた段ボールと共に室内に侵入することがある)

●キッチン
ガスコンロ(こぼれた食品を目当てにやってくる)
調味料(油や砂糖などの調味料が大好物)
シンク(水分を求めて集まってくる)
シンクの下(薄暗く湿気のある空間を好む)
ゴミ箱(生ゴミはエサと水が両方あるから集まる)
家電製品の裏(熱で暖かい場所を好む)

直径1mmほどの黒い粒はゴキブリのフンの可能性があります。フンには、仲間を呼び寄せる独特な臭いがあります。

ゴキブリのフンが落ちている場所は、通り道や住処になっているので、フンを発見したら掃除したうえで、その場所に毒エサを仕掛けると効果的です。

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