木の温もりを感じらる木製のダイニングテーブルはとても人気のあるアイテムですが、冷たいクラスをうっかり直置きしてしまうと、白い輪ジミができてしまうことがあります。
一度できてしまった輪ジミは、なかなか消すことができずに諦めてしまうことが多い。
どんな輪ジミでも必ず消えるというわけではないのですが、今回の記事では、できたばかりの輪ジミであれば、かなりの確率で消える輪ジミの落とし方を紹介します。
木のテーブルにできる輪ジミの原因
木のテーブルに輪ジミができる主な原因は、「冷たい物」もしくは「熱い物」をテーブルに直置きすることで発生します。
冷たい飲み物が入ったグラスをコースターを敷かずに、直にテーブルに置いてしまう。
熱い急須の下に何も敷かずにテーブルに置く。
このようなことをしてしまい、しばらく経つと木のテーブルに白い輪ジミが現れます。
Sponsored Links
食器などからテーブルに移った水滴を、そのまま放置してしまうと、白いシミの原因になるので注意が必要です。
輪ジミはテーブルの塗装の部分に起こるもので、その部分に温度差があると白く変色してしまいます。
テーブルに水滴があると、水分が蒸発する際に気化熱で急激にテーブルの表面が冷やされます。
その結果、温度差によって輪ジミができてしまうのです。
木のテーブルにできた輪ジミの落とし方
①マヨネーズを綿棒につけて取り、輪ジミの部分だけに塗ります。
②しばらくそのまま放置して、つけ置きします。
③布で軽くマヨネーズを拭き取ります。
綿棒につけたマヨネーズを輪ジミの部分に軽く擦り込むように塗っていくのがポイントです。
マヨネーズに含まれる酢がゆっくりと浸透して、輪ジミを取り除いてくれます。
前日の夜についた新しい輪ジミであれば、マヨネーズを5~10分つけ置きするだけで簡単に消すことができます。
しかし、数ヶ月経った輪ジミだと、長時間(1時間以上)マヨネーズをつけ置きしないと、なかなか落とすことはできません。
また、テーブルに使用している塗装の種類によって、輪ジミを取ることが難しいものもあります。
長年放置してしまい塗装が劣化している場合は、輪ジミが消えないこともあります。
すぐに輪ジミが消えない場合は、マヨネーズをつけ置きする時間を変えてみたり、繰り返し試してみると良いでしょう。
Sponsored Links
輪ジミができにくい木のテーブル
輪ジミを作らないためには、ガラスや石材など、木材以外の素材をつかったテーブルを選ぶのが一番良いですが、やっぱり木の温もりのあるダイニングテーブルは魅力的ですよね。
実は、木のテーブルでも表面の塗装によっては、輪ジミができにくいものもあるのです。
木製テーブルの塗装の種類は、使用する木材に関わらず、「ウレタン塗装」「ラッカー塗装」「オイル塗装」の3つに分けられます。
その中でも最も輪ジミができにくいと言われているのが「ウレタン塗装」のテーブルです。
ウレタン塗装
ウレタン塗装は、硬い塗膜で表面をコーティングしたものです。
見た目が艶やかで、手触りが滑らかなのが特徴です。
輪ジミが傷、汚れに強く、とても使いやすい塗装と言えます。
ラッカー塗装
ラッカー塗装は、木材が持つツヤや光沢を存分に引き出し、高級感があるのが特徴です。
グランドピアノの塗装がラッカー塗装です。
長く使うほど光沢が味わい深いものなっていきますが、輪ジミはつきやすい。
オイル塗装
オイル塗装は、木に塗料を染み込ませたものです。
木そのものの質感と温もりが楽しめるのが特徴です。
北欧家具にはオイル塗装が多い。
オイルを染み込ませているので自分でメンテナスしやすく、長く使うには良いですが、輪ジミはできやすい。
自分が使っている木のテーブルがどのような塗装がされているのかを知る方法があります。
全てのテーブルに言えることではないのですが、テーブルの天板の裏にどんな塗装になっているかを表示している場合があるので、そちらをチェックしてみると良いと思います。
国内メーカーのテーブルは、素材や塗装などを表示することが義務づけられています。
今回の記事で紹介したマヨネーズを使って輪ジミを落とし方は、「ウレタン塗装」「ラッカー塗装」「オイル塗装」の全ての塗装に有効が方法です。
テーブルの輪ジミの落とし方!原因や輪ジミができにくい木のテーブルを紹介!
Sponsored Links
おすすめの記事
乾いた墨汁・襟の黄ばみ・泥汚れの落とし方!服や体操着の頑固な汚れの取り方を紹介!
主婦の仕事復帰のタイミング!家事両立で起こる予想外な出来事とは?
年賀状の処分方法!保管はいつまで?郵便局交換や風水的考えとは?