ひとくちに加湿器と言っても、様々種類がありそれぞれ違いがありますが、最近ではしずく型の超音波式加湿器をよく見かけます。
特に超音波式は、カビや雑菌が発生すると周囲に飛び散りやすいので注意が必要です。
今回の記事では、加湿器の選び方のポイントや掃除の仕方について紹介します。
加湿器の選び方のポイント
加湿器の種類は、「スチーム式」「気化式」「超音波式」などがあり、これらを一般的には加湿器とひとまとめにしていますが、1つ1つ性能に違いがあります。
加湿器の選び方は、まずはそれぞれの違いを知り、メリットとデメリットについて確認することがポイントです。
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スチーム式
スチーム式は、ほぼポットと同じような仕組みで内部でお湯を沸かしています。
ですから、原理的には水の入ったヤカンを火にかけて加湿しているのと同じようなものです。
スチーム式は、電気代が高いというデメリットがありますが、ミストが出るにもかかわらず、カビや雑菌が発生しにくいというメリットがあります。
気化式
気化式加湿器の内部にはフィルターが入っていて、そこから風を送ることで本体上部から水分を出しています。
イメージとしては、部屋干しした洗濯物に扇風機で風をあてて水分を気化しているような感じです。
気化式は、スチーム式に比べると電気代が安く、ミストはほとんど見えない状態で、カビや雑菌が発生しても周囲に飛び散りにくいというメリットがあります。
超音波式
超音波式の加湿器は、超音波の振動を利用して水を細かい粒にして噴出しているタイプです。
しずく型のタイプで上部にミスト噴出しているものが超音波式の加湿器です。
イメージとしては、非常に細かい水の粒を作った霧吹きで空気中に噴出しているような感じです。
超音波式は、スチーム式に比べると電気代が安く、ミストがたくさん出ますが、カビや雑菌が発生すると周りに飛び散りやすいというデメリットがあります。
加湿器の選び方のポイントとしては、加湿機能が良く電気代もあまりかからない、カビや雑菌が周囲に飛び散らないというところに気を付けたい。
ミストがたくさん出ているからといって優れた加湿器というわけではない。
カビや雑菌の問題もしっかり確認し、自分に合ったタイプのものを選択すると良いでしょう。
加湿器は小まめに掃除する
特に超音波式の加湿器の取扱説明書に書いてあるのですが、「使用後は毎回必ずお手入れを行ってください。」という内容が記載されています。
加湿器の種類によっては、1週間に1度は掃除するようにと書かれているものもあります。
このように加湿器を安全に使用するためには、小まめに掃除する必要があるので、必ず取扱説明書に書かれている内容を確認してお手入れをするようにしましょう。
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超音波式(しずく型)加湿器の掃除の仕方
特に超音波式の加湿器は、内部にカビが発生すると周囲に飛び散りやすいので、日頃から小まめに掃除する必要があります。
超音波式の場合は、タンクに入った水は必ず毎日換えるようにしましょう。
タンク内のカビや雑菌が気になる場合は、60℃くらいのお湯をタンクの内に入れて軽くすすぎ、その後に完全に乾かしてください。
本体に内蔵された超音波の発生部分には、カルシウムやヌメリのある汚れが付きやすいので、専用のブラシで軽く掃除してください。
さらに水が溜まっている内部のユニットもブラシできれいに掃除して、布などで水分を拭き取り完全に乾燥させてください。
加湿器の掃除の仕方や使い方は種類によって異なるので、まずは取扱説明書を確認しましょう。
超音波式(しずく型)加湿器は必ず水道水を使う
超音波式の加湿器の場合は、必ず水道水を使うようにしてください。
水道水には、塩素が含まれているので水が傷みにくい。
超音波式は、カビや雑菌が発生しやすいので水が傷みにくい水道水が良い。
加湿し過ぎるとお肌に負担をかけてしまう
加湿し過ぎると、お肌に悪影響を及ぼすことがあります。
室内を加湿し過ぎてしまうと、室外に出た時に外気の方が乾燥しているので、その大きな湿度差がお肌に負担をかけてしまいます。
加湿された部屋にいると、空気中の水分をどんどんお肌に吸収していくので、皮膚の細胞がふやけた状態になってしまいます。
すると、細胞同士に隙間ができてしまうので、その状態で空気が乾燥した外気にさらされると、細胞の隙間から水分が蒸発してしまって乾燥肌になりやすくなります。
お肌に良い部屋の湿度は60%が理想的です。
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