損害保険募集人一般試験は、主に保険会社や保険代理店での勤務を考えている方に必要な資格ですが、企業によっては、実際に保険商品を扱わなくても、仕事上損害保険の知識が必要になるため、損害保険募集人資格を取得することが義務づけられている会社もあるようです。
今回の記事では、損害保険募集人一般試験の難易度や、実際に試験を受ける時に気になる合格点や合格率はどのくらいなのか?などについてです。
損害保険募集人一般試験とは?
損害保険募集人一般試験は、日本損害保険協会(損保協会)が主催・実施するもので、損害保険に関わる仕事に勤務する人にとって必要な教育として、損害保険業界共通で行われている試験です。
損害保険募集人一般試験のすべては、CBT(コンピュータ試験)で実施され、試験の内容は以下の4つの単位から構成されています。
自動車保険単位・・・自動車保険を取り扱うために必要
火災保険単位・・・火災保険を取り扱うために必要
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傷害疾病保険単位・・・傷害疾病保険を取り扱うために必要
基礎単位・・・代理店登録・募集人届出を行うために必要
まとめて受験を受けても、それぞれ個別に試験を受けてもOKです。
損害保険募集人一般試験の難易度は、それほど難しくないと言われていますが、油断せずに合格点を目指したいところです。
損害保険募集人一般試験の有効期限と認定日
損害保険募集人一般試験の認定は、認定申請を行う必要があります。
認定日は、認定申請を行った月の末日になります。
損害保険募集人一般試験の認定は、5年ごとの更新制です。(有効期限は5年6か月)単位ごとに有効期限があり、認定日の5年6か月後の応当日の属する月の末日です。
<注意事項>
損害保険募集人一般試験の各単位は更新制になっています。
更新しなかった場合は、認定が取り消されます。
また、有効期限内でも、資格募集人廃止となった場合や、認定要件を充たさない場合でも、資格認定は取り消されるので注意が必要です。
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損害保険募集人一般試験の難易度は?
損害保険募集人一般試験の合格点は、100点満点中70点が合格点になっています。
難易度については、一般的には、普通自動車の運転免許と同じくらいのレベルと言われています。
ただし、受験する個人の能力によって、体感的難易度は様々です。
なかでもコンプライアンスに関する出題内容には、一般常識問題のような部分も含まれているくらいなので、落ち着いて考えればできる問題もあるようです。
損害保険募集人一般試験の合格率については、公開されていないので、正確なことは分かりませんが、合格率は高いものと考えていいと思います。
損害保険募集人一般試験の対策
損害保険募集人一般試験は、それほど難易度の高い試験ではないと考えられますが、社命により受験する人は、社内の雰囲気から、合格して当たり前という変なプレッシャーもあるものです。
油断せずに、損害保険募集人一般試験のテキストの重要項目をしっかり勉強しておくようにしましょう。
勉強方法は、保険会社配布のテキストと練習問題集を使って勉強する以外には、特に資料や参考書を見る必要はありません。
勉強内容を保険会社配布のテキストと練習問題集に限定して、何度も繰り返し勉強しておく方が有効です。
損害保険募集人一般試験用のテキストにある練習問題や模試は、必ずやっておいたほう良いです。
似たような問題がそのまま出題されることも少なくありません。
損害保険募集人一般試験の難易度は、それほど難しくないとはいえ油断は禁物です。
高い合格率ではありますが、損害保険の基礎知識を知るうえでも重要な試験と言えます。
100点満点中70点の合格点を目指して、試験に向けて準備すると良いでしょう。
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