チークは、ベースメイクの次にメイクする範囲が広いので、それだけ顔の印象を左右するメイクになります。チークの入れ方ひとつで、かわいい印象になったり、健康的な印象になったり、クールな印象になったり、見た目が大きく変わります。まずは、チークの選び方から解説していきます。
チークの選び方
チークを選ぶ時には、色と質感の2つを確認します。ピンク系の色味は、かわいい・女性らしいなど、愛される印象になります。
オレンジ系の色味は、アクティブ・健康的などの印象になります。コーラル系の色味は、落ち着いた印象になり、多くの人の肌に馴染みやすいです。
赤のチークを使うのは、ちょっと難しいですが、濃いめに入れると個性的な印象になり、適度な量の赤のチークを入れるとホテりかわいい印象になり、薄めに入れると健康的な印象になります。
20代後半から30代には、ピンク系またはコーラル系のチークを使って、血色と女性らしさをプラスすることをおすすめします。
チークの質感は、程よくツヤがあるものだと、健康的で素肌っぽい印象になります。ラメの粒が大きく強いツヤ感があるものは、ゴージャスで華やかな印象になります。
マットな質感は、ふんわりした可愛らしい印象になります。ベースメイクも全てマットな仕上がりにすると、スキのないクールな印象になります。
20代後半から30代には、程よいツヤ感があるチークがおすすめです。マット過ぎると老け込んで見えるので注意しましょう。まとめると、落ち着いたピンク系の色味で、程よくツヤ感があるものがおすすめです。
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大人かわいい印象のチークの入れ方
黒目の下より内側に入らないようにチークを入れていきます。筆を柔らかく広げながら、頬骨の上を軽く回しながら入れます。
頬骨の一番高い部分の周りを数回入れるだけでOKです。より頬の丸みが強調されるので、女性らしいふんわりとした印象になります。
丸く入れるチークのやり方は、年齢を重ねて頬がこけてしまった方や、ごつごつした頬骨で男性的な頬が気になるという方にも、そのようなことがごまかせて、ふんわりと女性らしく見せるのでおすすめです。
クールな印象のチークの入れ方
頬骨の付け根から口角に向かって斜めにチークを入れていきます。ほうれい線の内側にチークが入ると、老け込んで見えてしまうのでNGです。
頬骨の付け根の部分で、やさしく筆を広げて口角に向かって徐々に力を抜いてチークを入れると、グラデーションになるので自然な仕上がりになります。
クールな印象のチークの入れ方は、色を薄くしたり、やさしい色を使うと、健康的な印象になるのでおすすめです。
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小顔に見えるチークの入れ方
フェイスラインから顔の中心に向かって、筆を抜くように軽くチークを入れていきます。初めはやさしく筆を広げて、顔の中心に向かって徐々に力を抜いていく入れ方です。
頬骨の上やほうれい線の内側にチークを入れないようにするのがポイントです。顔が引き締まったように見えるので、小顔になったような印象に仕上がります。
チークを入れた感じは一見ないのですが、シェーディングよりも少し血色感のあるカラーをフェイスラインから入れることによって、顔全体が明るい印象にも見えます。
血色アップに見えるチークの入れ方
くすみ顔から血色アップしたように見えるチークの入れ方は、ニコッと笑顔を作った状態で頬骨の一番高いところに、やさしく筆を広げて、左右に軽く揺らしながら顎の方へ徐々に力を抜きながらチークを入れていきます。
けっこう大胆なチークの入れ方なので、あまり粉を取り過ぎないことと、黒目の下より内側にチークを入れないように注意しましょう。
赤みの強いカラーではなく、肌馴染みの良いコーラル系のチークを使うと、もともと顔の血色が良かったような感じに見えるのでおすすめです。
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