ホットサラダとは、その名の通り温野菜のサラダのこと。簡単そうに見えて、いざ自分で作ろうと思うと意外と失敗してしまうことが多い。加熱し過ぎて水分が抜けてパサパサになったり、食感が軟らか過ぎてフニャフニャの温野菜になってしまったり、失敗したホットサラダはどこか味気ないものです。
ホットサラダは、加熱を工夫してアルデンテに仕上げるのが美味しくするポイントになります。フライパンに水を入れてからフタをして蒸すという簡単な方法で、美味しい温野菜ができます。
フライパンのフタをアルミホイルで包むことがポイント
フライパンのフタをアルミホイルで包むことで、フライパンの中が高温になって短時間で野菜を蒸すことができます。フライパンの蒸気がフタに触れると、蒸気が水に変わるため中の蒸気が減ってしまいます。ところがフタをアルミホイルで包むと、冷たいフタに蒸気が当たらず水に変わることを防ぐことができる。
このようにフライパンの中を熱い蒸気でいっぱいにできるから、野菜を短時間で蒸すことができるのです。蒸す時間はたったの30秒です。短時間で仕上がるので失敗する可能性はとても低い。手軽にホットサラダが楽しめます。
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アルデンテのホットサラダの作り方
<材料>
カブ2切れ
ブロッコリー2房
スナップエンドウ3個
水大さじ2杯
塩少々
①野菜を切る
ブロッコリーは中くらいの大きさ、カブは小さく切ります。エンドウはそのままでOKです。火の通りやすさによって、野菜の切る大きさを変えましょう。
②火をつける前にフライパンに大さじ2杯の水と塩少々を入れて強火にかける
塩を入れることで野菜の水分を引き出す効果があります。
③水が沸騰したら野菜を入れ、アルミホイルで包んだフタをして30秒蒸す
強火にかけているので、すぐに沸騰します。すぐに野菜を入れてあとは30秒ほど蒸せば完成です。たった30秒で蒸し上がるアルデンテのホットサラダ。半生だけどシャキシャキの食感が楽しめる美味しい温野菜が楽しめます。
30秒蒸しに向いている野菜・向いていない野菜
フライパンのフタをアルミホイルで包むことで30秒で温野菜が蒸し上がります。アルミホイルをつけていない状態で温野菜を作ると1分ほどかかってしまい、時間がかかると温野菜の色が悪くなってしまう。
30秒蒸しはどんな野菜でもできるわけではなく、30秒蒸しに向いていない野菜もあります。
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30秒蒸しに向いている野菜
ブロッコリーやカブ、エンドウの他にも、レンコン、カボチャ、さつまいもなどは30秒蒸しでホクホクに美味しく仕上がります。
レンコン、カボチャ、さつまいも、ニンジン、大根などの根菜は、5mmくらいの薄切りにするとキレイに蒸し上がります。
春野菜では、菜の花やアスパラガスが30秒蒸しに向いている野菜です。短時間で蒸し上がると色鮮やかに仕上がります。特に菜の花は加熱しすぎるとフニャフニャになってしまうので、加熱は短時間にした方が美味しい食感を損なわずに調理できます。
30秒蒸しに向いていない野菜
30秒蒸しに向いていない野菜もあります。たとえば、根菜でもゴボウは硬くてアクが強いので30秒蒸しに向いていません。
その他にも、パプリカやナス、ズッキーニなどの夏野菜も30秒蒸しに向いていません。パプリカやナス、ズッキーニなどの夏野菜は水分が多いので30秒蒸しに向いていない。
パプリカやナス、ズッキーニなどの夏野菜は、蒸すよりも油をつかってグリル焼きにした方が甘味が引き立って美味しく仕上がります。
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