古くから縁結びの効果があることで知られている島根県の出雲大社(「いずもおおやしろ」または「いずもたいしゃ」)。
それでは、なぜ縁結びのご利益があると言われているのか?
その由来は、出雲大社が祭っている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)にあるのです。
今回の記事では、出雲大社が、縁結びとして有名になった由来や、縁結びの糸のご利益、正しい拝み方など、出雲大社にまつわる様々な情報を紹介します。
出雲大社の縁結びの由来
出雲大社で祭られている神様は大国主大神です。
大国主大神は、一般的には大黒様と呼ばれて親しまれている神様です。
出雲大社が縁結びに効果があると有名になった由来は、大国主大神が天照大神に国譲りをした際に、縁を結ぶことを司るようになったためと言われています。
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ですから、縁結びと言っても、男女間の恋の仲だけではなく、全てのものが幸福で結ばれていることを指しています。
出雲大社をお参りすれば、あらゆる良縁に効果があると言われているのです。
縁結びの糸
出雲大社には、いくつかの種類のお守りがあり、一般的な袋にお札が入ったお守りとは別に、「縁結びの糸」というものがあります。
縁結びの糸とは、紙に赤い糸と白い糸が包まれた状態のものです。
縁結びの縁起物として知られています。
縁結びの糸は、赤と白の糸を普段から身につけていると、縁結びのご利益があるとされています。
縁結びの糸の使い方は様々です。
たとえば、衣類に糸を縫い付けたり、縁結びの糸を編んでミサンガにしたり、その編んだ縁結びの糸に五円玉を付けてみたりと、使い方がいろいろあります。
五円玉と縁結びの糸を組み合わせる方法の他にも、恋愛運アップのパワーストーンと縁結びの糸を組み合わせたものもあるようです。
過去の話になりますが2013年は、出雲大社と伊勢神宮がそろって「遷宮」を迎える記念すべき年でした。
遷宮とは、神様を本来の場所から移動して社殿を修造し、葺き替えや銅板塗装などを行います。
大規模な修造を行うことから、御本殿の新築祝いのように思われがちですが、本来の意味は、神様が鎮座されたその時を再現するいわば「原点回帰」なのです。
20年ごとに遷宮を繰り返す伊勢神宮とはちがい、出雲大社の遷宮は損傷が進んだ時に行うため、だいたい60年に一度というきわめて流動的なものです。
ですから、一生に一度見られるかどうかという特別なものなのです。
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出雲大社の拝み方
縁結びに効果があると有名な出雲大社。
出雲大社での拝み方は、一般的な神社とは異なります。
一般的な神社の拝み方 ・・・ 二拝二拍手一拝
出雲大社の拝み方 ・・・ 二拝四拍手一拝
一般的な神社との違いは、拍手を二回多くたたきます。
二拝四拍手一拝の作法
1.鈴を鳴らします。
2.お賽銭をあげます。(お賽銭を投げてはダメ)
3.背筋をまっすぐに伸ばします。
4.90度腰を曲げて3秒間程度お辞儀をします。
5.再び背筋をまっすぐにします。
6.90度腰を曲げて3秒間程度お辞儀をします。
7.4回拍手をします。
※拍手するとき親指同士が当たらないように右手は少し胸の方に引く。
※拍手を胸の前で行う時に大きな音は出さなくてよい。
8.背筋をまっすぐに伸ばします。
9.90度腰を曲げて3秒間程度お辞儀をします。
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