毎日の料理でだしをちゃんと取るのは、意外と面倒だったりするんですよね。
でも、小さいお子様がいる家庭や、家族の健康を考えると天然のだしにこだわりたいものです。
そんな時におすすめしたいのが手作り「粉だし」です。
粉だしとは、かつお節や昆布などを粉状にして、いつでもお湯を注ぐだけで100%天然のだしがとれるようにしたものです。
使い方は、お味噌汁以外でもいろいろあります。
和え物や炒め物、ドレッシングに、直接混ぜても使えるので料理の幅が広がります。
さらに、かつお節も昆布も粉にすると場所をとらないという利点もあります。
今回の記事では、時間がなくても料理にササッと加えるだけで、だしの素の代用として使える手作り粉だしの作り方について紹介します。
かつお粉だしの作り方
1.耐熱皿にクッキングペーパーを敷き、その上にかつお節(20g)を広げます。
2.電子レンジ(600w)で約1分間加熱し冷ましたら、クッキングペーパーをかえて再び様子を見ながら、かつお節がパラパラになるまで20秒ずつ加熱します。
3.ポリ袋に入れて手でよく揉み、かつお節が粉状になれば完成です。
※電子レンジで加熱しすぎるとかつお節が焦げることがあるので、焦がさないように、そばを離れないように注意してください。
かつお節の健康効果
かつお節に含まれる、かつお節ペプチドは、血圧の上昇を抑える働きがあり、高血圧の予防が期待できます。
かつお節の旨味成分であるイノシン酸は、体中の細胞を活性化させる効果があると言われています。
アンチエイジングや子供の成長を促す効果が期待できます。
昆布粉だしの作り方
1.昆布(30g)を3センチ幅に切ります。
2.クッキングペーパーを敷いた耐熱皿に、3センチ幅に切った昆布を並べ、電子レンジ(600w)で様子を見ながら20秒ずつ加熱します。
3.加熱の目安は3センチ幅に切った昆布の中央が膨らみ、冷めた時にパキンと折れるようならOKです。
4.ミルかミキサーで粉状にしたら完成です。
※電子レンジで加熱しすぎると昆布が焦げることがあるので、焦がさないように、そばを離れないように注意してください。
※ミルやミキサーでは使用できない機種もあるので必ず取扱説明書を確認してください。
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昆布の健康効果
昆布のネバネバ成分であるフコイダンは、体内の免疫細胞を活性化させる作用があり、免疫力を高める効果が期待できます。
また、フコイダンは食物繊維でもあるので、腸内の善玉菌のエネルギー源となり、腸内環境を整える効果も期待できます。
昆布に含まれるアルギン酸は、摂り過ぎてしまった塩分を体外に効率よく排出する働きがあります。
そのため、動脈硬化や高血圧の予防に役立つと言われています。
乾燥させた昆布には、牛乳の約7倍もカルシウムが含まれています。
骨が衰えが気になる高齢者や成長期の子供などにとても良い食品と言えます。
また、昆布の旨味成分であるグルタミン酸は、少ない塩の味付けでも美味しく感じやすい。
そのため減塩にも役立ちます。
即席汁物に入れる粉だしの目安
1人分の汁物(だしなし200cc)の場合
● かつお粉だし小さじ1/2
● 昆布粉だし小さじ1/8
※昆布粉だしは入れすぎるとヌルヌルになるので注意してください。
保存方法と賞味期限の目安
● 粉だしと乾燥剤を瓶に入れ、冷暗所で1ヶ月ほど保存可能です。
● 粉だしを保存袋に入れ空気をしっかり抜いて冷凍庫で保存すれば、2ヶ月ほど保存可能です。
無添加の粉だし
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