基本情報技術者試験は、情報技術全般に関係する基礎的な知識をつけるために重要な試験です。
将来、高度な技術者として活躍したいとう方には、必須といえる資格になっています。
基本情報技術者試験の受験資格は不問ですので、多くの人にチャンスがあります。
今回の記事では、基本情報技術者試験は、他の試験と比べてどの程度の難易度なのか?
または、試験の日程や合格率などを紹介します。
基本情報技術者試験の位置づけ
レベル1 : ITパスポート試験
レベル2 : 基本情報技術者試験
レベル3 : 応用情報技術者試験
レベル4 : ITストラテジスト試験、システム アーキテクト試験、プロジェクト マネージャ試験、ネットワーク スペシャリスト試験、データベース スペシャリスト試験、エンベデッドシステム スペシャリスト試験、情報セキュリティ スペシャリスト試験、ITサービス マネージャ試験、システム監査技術者試験
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基本情報技術者試験の日程
願書受付期間:1~2月・7~8月
試験日程:4月・10月
場所:全国主要都市
試験時間:午前150分・午後150分
基本情報技術者試験は、毎年4月もしくは10月に受験することができます。
ただし、願書受付期間は1~2月・7~8月になっているので、忘れずに手続きを済ませおきましょう。
試験は、午前と午後に行われます。
出題形式は、午前は四肢択一式で、午後は多肢選択式です。
午前と午後の両方の試験を受ける必要があります。
どちらも150分の試験です。
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午前と午後の試験の出題範囲は、それぞれ異なる内容になっています。
<午前の出題範囲>
テクノロジ系:基礎理論・コンピュータシステム・開発技術・技術要素
ストラテジ系:企業と法務・システム戦略・経営戦略
マネジメント系:サービスマネジメント・プロジェクトマネジメント
<午後の出題範囲>
コンピュータシステム:ネットワーク、ハードウェア、ソフトウェア、データベース、情報セキュリティ、データ構造とアルゴリズム、ソフトウェア設計、ソフトウェア開発
マネジメント:サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント
ストラテジ:システム戦略、企業と法務、経営戦略
基本情報技術者試験の合格率
基本情報技術者試験を受ける方の中には、すでにITパスポート試験を合格している方もいるかと思いますが、基本情報技術者試験は、ITパスポート試験より1つ高いレベルと言えます。
国家資格の中では中くらいの難易度です。
基本情報技術者試験の合格率は、毎年25%ほどなので、安易な気持ちで勉強していると合格は難しいでしょう。
基本情報技術者試験の内容
基本情報技術者試験の出題レベルは、たとえば、USBインターフェイスの出題だとしたら、ITパスポート試験では、機器の特徴が問われる程度だったのに対し、基本情報技術者試験になると、最大接続台数や転送モード・最大転送速度など、より詳しい知識が要求されます。
たしかにITパスポート試験と比較すると、基本情報技術者試験は難易度も上がりますが、努力次第では、独学でも十分に合格可能なレベルです。
基本情報技術者試験の基本的な出題内容は語句問題が多いので、テキスト学習と過去問演習をしっかりやって、どれだけ知識を詰め込めるかが勝負です。
基本的にITパスポート・初級シスアド合格者は、基本情報技術者試験には有利になります。
当然、基本情報技術者試験の方が難易度は高いのですが、ITパスポート・初級シスアドで勉強した分野は、そのまま基本情報技術者試験でも出題の仕方を変えて問題が出ることがあります。
ですから、ITパスポート・初級シスアド合格者は、勉強期間の短縮になるので、より効率良く学習できるかと思います。
基本情報技術者試験で注意したいのは、アルゴリズムやプログラミングに関する分野です。
語句の暗記問題に加え、情報処理の応用理解が求められるため、今まで勉強したことのない方には、最初の基本からの勉強になるので理解までに時間がかかると思います。
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