柚子胡椒は鍋料理などの和食にぴったりの調味料です。今回の記事では、柚子胡椒の作り方について紹介します。
実は、柚子胡椒の作り方とても簡単で、柚子の皮と唐辛子と塩の3つを混ぜるだけでできます。香り高い完熟柚子を使うと、とても美味しい柚子胡椒ができるので試してみてはいかがでしょうか。柚子胡椒の保存方法と賞味期限についても合わせてご覧ください。
完熟柚子の魅力
柚子は、美容に良いと言われるビタミンCを豊富に含んでいます。完熟した柚子には甘味があり、無農薬のもなら皮も含めて丸ごと食べられる美味しさです。
さらには、柚子の種の成分で化粧水を作ることができ、乾燥するお肌にうるおいを与えてくれます。
そして鍋料理などにぴったりなのが柚子胡椒です。柚子と唐辛子の味わいが驚きの美味しさになります。
夏は緑色だった柚子も冬になると完熟し、寒い季節は旬の時期をむかえます。完熟した柚子は香り高くなり、味にも甘さが加わります。
柚子の中でも最も香りが良いと言われる品種が「本ゆず」です。その香りは、リモネンやミルセン、ビシクロゲルマクレンなど60種類以上の成分が混ざり合ってできたものです。
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柚子のサラダ
レタスなどの葉野菜に柚子の皮や果肉を混ぜて、その上から柚子の絞り汁をかけて食べると、とても爽やかな味わいのサラダになります。
使用する柚子は、完熟した柚子がおすすめです。完熟柚子は、皮が軟らかく甘味もあるので、丸ごと食べられます。
柚子の皮には、ビタミンCが豊富に含まれており、その含有量は柑橘類でトップクラスです。皮の内側にある白いワタには、ビタミンCが体内で壊れるのを防ぐ効果があります。
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柚子味噌
柚子と味噌の組み合わせは非常に相性が良く、柚子の産地では、柚子を味噌漬けにする食べ方が行われています。
柚子を味噌漬けにすると、柚子の酸味が和らぎ、柚子のほのかな甘みが引き出され味わい深いものになります。ご飯がすすむ優しい甘さの味わいになります。
徳島県山間部の特産の無農薬柚子と特製の阿波御膳味噌でできた柚子味噌はこちらです。
柚子胡椒の作り方
柚子胡椒は、九州発祥の調味料です。コショウとは方言で唐辛子のことで、柚子と唐辛子を合わせたものです。
完熟した柚子を使って柚子胡椒を作ると、香り高くなるのでおすすめです。
<材料>
無農薬の柚子の皮・・・100g
唐辛子・・・50g
塩・・・50g
辛さに個人差があるので分量はお好みで変えてもOKです。使用する唐辛子はどんな種類でも大丈夫ですが、入手しやすい赤唐辛子の鷹の爪を使うと良いでしょう。
柚子胡椒の作り方は簡単です。柚子の皮と唐辛子を細かく刻んで塩と混ぜるだけです。
細かく刻んだ材料をフードプロセッサーやミキサーなどで細かくすることで香り高くなります。さらに、すり鉢ですると食感がなめらかにして柚子胡椒の完成です。
出来上がってから、冷蔵庫で少し寝かせておくと味が馴染んで美味しくなります。
赤唐辛子を使った柚子胡椒はこちらです。
柚子胡椒の保存方法と賞味期限
柚子胡椒の保存方法と賞味期限は、冷蔵庫に保存する方法と冷凍庫に保存する方法があります。
冷蔵庫で保存・・・1週間以内
冷凍庫で保存・・・1年以内
賞味期限は、上記の期間を目安にすると良いでしょう。
ただし、柚子胡椒は、香りを楽しむ調味料なので、長期間の保存や冷凍保存などで風味が損なわれることがあります。できるだけ、早めに使い切ることをおすすめします。
柚子の種の保湿効果
柚子の種の周りにあるヌメリ成分「ペクチン」には、保湿効果があると言われています。
このペクチンをお肌に塗ると、ペクチンの構造が網目状になっているので、皮膚の水分の蒸発を防いで潤いを保ちます。
そのため、柚子の種の成分をお肌に塗ると保湿効果が期待できるのです。柚子の爽やかな香りは香水としても使えるので、化粧水に柚子の成分を使用したものもあります。
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