お酢には、減塩効果をはじめ、味に深みをだす、香りを引き立てるなど、料理をもっと美味しくする働きがあります。
いつもの料理にお酢を加えるだけで、さらに美味しくなるお酢の活用法を紹介します。
5分で出来る!酢バターの作り方
<材料>
米酢・・・小さじ1杯
レモン汁・・・小さじ1杯
はちみつ・・・小さじ2杯
生クリーム(常温)・・・100ml(乳脂肪40%以上、乳化剤不使用のもの)
①米酢とレモン汁とはちみつをよく混ぜ合わせます。
②常温の生クリームと①を容器に入れます。
③容器の蓋をしっかり閉めてから5分ほどシェイクすると酢バターの完成です。
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酢バターは完成してすぐが一番美味しく、日にちが経つと徐々に熟成して本格バターの味になっていきます。
出来立てのフレッシュバターと、冷蔵庫で一晩経った本格バターの味は異なります。
酢バターの作り方はとても簡単なので、フレッシュバターが好きな方は、あまり作り置きはせずに、食べたい時に食べたい量をすぐ作ることができます。
作り立てのバターの味は、牧場などに行かないとなかなか味わえるものではありません。
ご家庭で簡単に出来立てのフレッシュバターが味わえるのは、とても贅沢なことと言えます。
完成した酢バターの賞味期限は、冷蔵庫保存で約2ヶ月ほど日持ちします。
お酢の減塩効果
お酢が減塩に役立つということは広く知られていますが、実際にどのような効果で料理に使う塩の量を減らせるのかは、腑に落ちないところが多いことでしょう。
減塩は味ばかり注目しがちですが、実は味ではなく、酢が持つ塩と同じ機能が減塩に役立つのです。
お酢には、「臭いを消す」「香りを引き立てるい」「味に深みを出す」などの効果があります。
たとえば、魚料理に酢を使うと魚臭さが無くなり、本来もっている旨味を引き立てることができ、その結果、多くの塩で味付けしなくても美味しくいただけます。
意外な活用法では、フルーツにお酢をかけると、良い香りを引き立てる活用法もあります。
たとえば、メロンにレモン酢をかけるとさらに香り高くなり、酸っぱさと甘さが混ざり合って美味しくいただけます。
お酢を使うことで、嫌な臭いは抑えて、好きな香りは引き立てるという効果が期待できるのです。
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お肉料理にピッタリ!手作り甘酢の作り方
<材料(35~40ml分)>
黒酢・・・大さじ3杯
粉末黒糖・・・大さじ2杯+小さじ2杯
鍋に黒酢と粉末黒糖を入れて、かき混ぜながら火にかけて、ひと煮立ちさせれば甘酢の完成です。
黒酢にミネラルをたっぷり含んだ黒糖を溶かすことで、とても味わい深い甘酢が出来上がります。
お酢を加熱すると、酢が飛んでしまうと勘違いすることが多いですが、実はお酢の沸点は100℃以上なので、お酢を加熱すると酢が飛ぶのではなく水分が蒸発します。
黒酢と粉末黒糖を混ぜ合わせて火にかける理由は、お酢が発酵する時の重たくクセのある香りを取り除くために加熱します。
出来上がった甘酢は、焼き肉や炒め物などの味付けにサッと回しかけるだけOKです。
通常は、焼き肉や炒め物の味付けには塩を使いますが、この甘酢を使う場合は塩は使いません。
味付けは手作り甘酢だけで十分美味しくいただけます。
フルーティーな味わいの手作り果実酢
<材料(45ml分)>
米酢・・・大さじ1杯
リンゴ&マンゴージュース・・・大さじ1杯
はちみつ・・・大さじ1杯
米酢とリンゴ&マンゴージュースとはちみつを混ぜ合わせるだけで手作り果実酢の完成です。
混ぜ合わせるジュースはリンゴとマンゴーがおすすめですが、手に入らない場合はお好みのフルーツに替えても良い。
出来上がった果実酢を胡麻ペースト(白胡麻)50gと混ぜ合わせると、冷やし中華や揚げ物にピッタリの胡麻ソースが完成です。
胡麻ソースを作り時は、マンゴーとの相性が良いので、果実酢には必ずマンゴージュースを使うようにしましょう。
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