牛モモ肉やサーロインなど、部位ごとにパック詰めになって販売されていますが、それぞれの牛肉で微妙に部位が異なります。同じサーロインでも、より高級なリブロース寄りのものもあるのです。
今回は、美味しい牛肉の選び方や、家庭で赤身肉を美味しく焼くコツなどを紹介します。
輸入牛肉の特徴
アメリカ産やカナダ産の牛肉は、主に穀物(トウモロコシなど)を食べて育ったものです。穀物で育てた牛は、肉にコクがあり赤身でもしっとりとした脂があるのが特徴です。
一方、オーストラリア産やニューランド産の牛肉は、主に牧草を食べて育ったものです。牧草で育てた牛は脂が少ないという特徴があります。
輸入牛肉は赤身肉が主流です。赤身肉は焼き過ぎるとパサパサになってしまい、家庭で料理するのは難しいと感じる人も多いと思います。次では、家庭でも美味しいステーキが楽しめる赤身肉の焼き方を紹介します。
美味しい牛肉の選び方
牛モモ肉
ローストビーフやステーキに使う牛モモ肉ですが、値段はあまり変わらないのにパックによって微妙に形が違うことがあります。そんな時にどれを選ぶとお得なのでしょうか?
牛モモ肉は、薄くて四角いものよりも、高さがあって丸いものを選ぶ方が良い。薄くて四角いものは牛のスネ側の肉で、繊維が固く筋っぽいことが多いので選ばない方が賢明です。
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サーロイン
サーロインは、縦幅があるものを選ぶとより美味しい肉になります。サーロインより高級な部位とされるリブロースは隣り合わせの位置にあります。
縦幅がある牛肉はサーロインでも、よりリブロースに近い位置にある肉なので、値段があまり変わらないパックであれば、よりお得な買い物と言えます。
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赤身肉の焼き方のコツ
焼く直前まで冷蔵庫で冷やした100g程度の赤身肉を熱したフライパンで焼いていきます。牛脂を使って焼くと美味しく仕上がります。
赤身肉の場合は、どうしても焼き過ぎてしまうことが多いので、焼き過ぎ防止のために、冷蔵庫で冷やした状態から焼き始めると良いです。脂の多い肉の場合は常温の状態から焼き始めると美味しく仕上がります。
肉の両面を2分ずつ焼き色が付くまで焼いていきます。焼き色が付いた肉に塩を振りかけて味付けます。肉を焼く前に塩を振りかけると肉の表面に焼き色がつきにくくなるので、必ず肉を焼いてから塩を振りかけましょう。
表面に焼き色が付いた肉をフライパンから取り出して、アルミホイルで包みそのまましばらく置いておきます。厚さ2cmの牛肉の場合はフライパンで両面2分ずつ焼いて、アルミホイルに包み2分置いておく。厚さ3cmの牛肉の場合はフライパンで両面3分ずつ焼いて、アルミホイルに包み3分置いておく。
焼いた肉をアルミホイルに包むことで、肉の内部までじっくりと熱が通っていき、丁度良い焼き加減になります。
そして、アルミホイルから出した肉を、最後にもう一度フライパンで焼いて、肉の表面をカリッと焼き上げて完成です。
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